会社員を30年ほど続けたあと、買取系のFCに店長として採用してもらいました。もともと営業職だったので接客には自信があり、買取業界でもうまくいっていました。そんな中、この事業は自分でやった方が面白いかもしれないと気づき、友人2人と独立することにしたんです。私は買取ビジネスをしていますが、共同代表の2人は別の事業をしています。買取業はお客様とお話しすることも面白いですし、お客様に満足いただける査定金額をいかに提示できるかの駆け引き的なところも面白い。自分で事業をするなら買取と決めていました。いくらやは当時加盟金0円のキャンペーンをしており、開業ハードルの低さが決め手でいくらやに加盟しました。
買取は慣れているので、そもそも儲かるイメージはできていました。いくらやに加盟した理由の一つとして、卸先が自由というのも大きかったです。業者はもともと知り合いがいますし、卸先によって商材の強い弱いがあることも知っているので、買取業の運営ついての不安は特になかったです。
卸先の選定や成約率を上げること、そのための接客力を身につけることが重要だと思います。もちろんそれだけではないですが、努力をすることで収益が増えることを実感しています。接客方法については、常にテストと検証を重ねて、改善していくことで成約率を上げられることがわかりました。成約率が上がることが一番うれしいですね。一人一人から粗利額を取ろうと思うと成約もしないしお客様満足度も下がってしまう。多少粗利額が低くても成約することを重要視しています。お客様に満足いただけると、またリピートしてくれるんですよ。2度目にご来店いただいたときは本当にうれしいですね。
実際に買取の経験はありますし、いくらやに加盟する前からすべて自分次第だと思っていましたので、加盟前に本部の方と話していても自分だったらどうするかを常に考えていました。たまに別のフランチャイズで本部に頼りっぱなしみたいなフランチャイズ加盟者の話を聞くんですが、自分にはよく理解ができないです。自分ならどうするか、自分にはできそうかという軸でフランチャイズを選んだので、大きなギャップはありませんね。
この桑名江場店は、1店舗目の菰野店とはお客様の属性が違うので、集客の成功例を出すために仮説検証を繰り返しています。いくらやはまだできたばかりの若いブランドなので、そこまで認知があるわけではなく、また路面店なので集客方法をいろいろ試しています。今は折込チラシとGoogleビジネスプロフィールでテストしています。菰野店は年齢層が高く商業施設店舗なので集客しやすかったのですが、江場ではネットの方が効率よいかもしれないと思いWEB広告も今後検討しようと考えています。