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独立・開業

駄菓子屋を開業・経営すると儲かる?利益の出し方や仕入れ先を解説

駄菓子屋を開業・経営すると儲かる?利益の出し方や仕入れ先を解説

駄菓子屋は、比較的開業しやすく、トレンドや時代のニーズに合わせた経営をしていくと成功できるビジネスの1つです。この記事では、開業方法や開業資金、経営が上手くいくコツについて解説します。駄菓子屋の開業に興味がある方は参考にしてください。

昔ながらの駄菓子屋は減少傾向だが将来性はある

将来

昔ながらの駄菓子屋は、近年数が減少しています。大手スーパーやコンビニの増加に伴い、小規模な商店の競争が激しくなったことが1つの要因です。

また、少子高齢化の伴い、収益を上げるのが難しくなったことも挙げられます。経産省商業統計によると、駄菓子屋を含む菓子小売業の事業所数が1991年から2016年までに4分の1以下になっています。

つまり、日本の状況や消費者の行動の変化により、昔ながらの駄菓子屋は減少傾向にあるということです。

しかし、昔ながらの駄菓子屋には独特の魅力があり、再評価の動きが見られるため、適切な戦略を取れば将来的な成功が期待できます。若者の間で昭和レトロブームやSNS映えするお菓子が流行っていることで、コンセプトを持った店舗は生き残ることが可能でしょう。

また、SNSでの露出を積極的に行い、人々の訪問スポットとして認知されているショップも増えてきているので、何かコンセプトを決めて、SNSで発信することも効果的です。

駄菓子屋を開業すると儲かる?年収や利益率を暴露

収入

駄菓子屋の年収は場所や経営戦略によるが、一般的な事業よりは低い傾向にあります。

小売業は平均利益率27%程度と低いですが、その中でも駄菓子屋は10~20%程度と特に低いです。月の利益も3万円ほどとも言われています。年収は100万円~200万円といった感じです。

しかし、駄菓子屋で昭和レトロなおもちゃや雑誌など、利益が出る商品を販売していくことで収益を伸ばすことは可能かもしれません。

駄菓子屋を開業する際は、地域性やターゲット層の特定、独自性の追求など、さまざまな戦略が求められます。ただ、お菓子を売るだけでなく、利益が取れる他の商品を売るための工夫が必要になります。

駄菓子屋を開業するメリット

メリット

駄菓子屋を開業するメリットが3つあるので、以下で解説します。

開業や経営がしやすい

駄菓子屋は、他の飲食業や小売業と比較して、開業や経営がしやすい傾向にあります。

理由としては、初期投資が比較的低いことです。店舗の面積や内装に高額なコストをかける必要がありません。

つまり、開業時にネックな物件取得費や賃料も抑えられ、駄菓子屋は比較的簡単に開業や経営が行える商売です。

特別な資格が不要で未経験でもできる

駄菓子屋を開業するためには、特別な資格は不要で、未経験者でもスタートが可能です。

販売商品や販売形態などによっては資格が必要な場合もありますが、基本的には不要です。専門的な技術やノウハウも必要なく、基本的な商売の知識や顧客対応、商品管理などの基礎的なスキルを身につけるだけで開業できます。

一定の需要がある

駄菓子屋は、世代を問わず多くの人々から愛されるため、一定の需要が保たれています。子供たちはもちろん、大人も昔懐かしい気分を味わうことができます。地域のコミュニティとしての役割も持ち、近隣住民からの支持を受けやすいのも特徴です。

駄菓子屋を開業するデメリット

デメリット

駄菓子屋を開業するメリットと同じように、デメリットも存在します。以下で詳しく解説します。

利益が出にくい

駄菓子屋は商品の単価が低いため、大量の販売が必要となり、利益を出すのが難しいです。

駄菓子の価格が低いこと以外にも、競合となるスーパーやコンビニの台頭で客足が遠のいていることも理由の1つです。イベントなどへの出店や特別なコンセプトを持っての開業することで、利益を出していきましょう。

食品なので廃棄リスクがある

駄菓子屋も食品取扱店舗であるため、商品の廃棄リスクが伴います。お菓子販売がメインなので、そこまで大きなリスクになりませんが、少なからず商品の賞味期限や消費期限があるため、在庫のローテーションや管理が必要です。

特に、季節商品や温度管理が必要な商品は注意が必要です。

万引きなどのリスク

駄菓子屋は、小さな商品が多いため、万引きなどのリスクが高まることがあります。

理由は、手軽に持ち運びやすい小さな商品が多く、監視がしにくいことです。また、高齢のおばあちゃんやおじいちゃんが営む駄菓子屋は、警戒心も緩くなりやすく、万引きされやすくなります。

駄菓子屋を開業・経営する方法

開業

駄菓子屋を開業・経営する方法は主に4つあります。以下で詳しく解説します。

自宅以外の物件を借りて開業する

自宅以外の物件を借りる場合、物件取得費や賃料が毎月かかります。そのほかにも、店舗の内装・外装の工事費や設備工事費も必要です。

人通りが多い場所や商業地区での開業は、集客の点でメリットが大きいです。物件によって店舗の規模やデザインに制限がかかるので、自分の理想をかなえられる場所を探しましょう。

自宅で開業する

初期投資を抑えつつ、地域のコミュニティとの絆を深める方法として、自宅開業する方法もあります。家賃を抑えることと通勤時間を節約できることが大きなメリットです。

また、地域住民との距離が近く、信頼関係を築きやすいことも特徴の1つです。

注意点は、自宅の地域での条例や規則で開業が難しい場合もあるので、確認をしっかりしましょう。

キッチンカーなどで移動販売で開業する

場所を選ばず、イベントやフェス、観光地などでの販売が可能なキッチンカーは、独自性を出したい人におすすめです。移動販売なので場所の制約が少なく、イベントやフェスなどの人が集まる場所での販売は、大きな売り上げを見込めます。

最初に車の購入費もしくはレンタル料がかかるので、頭に入れておきましょう。

フランチャイズか個人開業を選ぶ

初めての開業者にはフランチャイズのサポートが心強い一方、独自性を追求したい方は個人開業が向いています。

フランチャイズは、ブランドの認知度や運営ノウハウの提供やサポートがあるので、経営初心者におすすめです。しかし、加盟金やロイヤリティが発生するので、個人で開業するより資金が必要です。

個人開業は、自由な経営や独自のアイディアを生かしやすいのが特徴です。せっかくの開業で自分のこだわりの店舗を作り、成功させたい人にはおすすめです。一方で、開業から経営まで自分1人で行う必要があるので、負担は大きくなります。

駄菓子屋の開業・経営に必要な資金

費用

駄菓子屋を開業して運営していくにはどれくらい費用がかかるのか、資金調達にはどんな方法があるのか。以下で詳しく解説します。

開業資金

駄菓子屋の開業には、場所や規模に応じて様々な初期投資が必要となります。一般的な駄菓子屋の開業資金は、50~100万円と言われています。

しかし、凝った内装や「駄菓子バー」などの「駄菓子×〇〇」のような店舗の場合は、数百万円の資金が必要です。

逆に、居ぬき物件を活用や自宅開業で20万円ほどで開業も可能です。場所や広さ、内装などによって初期投資の金額は大きく変動するので、しっかり確認して計画しましょう。

運営費用

開業後も、月々の運営費用や固定費が発生します。例えば、家賃や光熱費、人件費などの固定費。そして、商品の仕入れ、広告・宣伝費などの変動費などです。店の経営形態によりますが、しっかり事前に見積もりを取っておきましょう。

また、事業がすぐに黒字化できる保証もないので、運営資金は半年分ほどは余裕を持たせておきましょう。

資金調達方法

開業や経営のための資金は、複数の方法で調達が可能です。

資金調達方法 内容
銀行などの金融機関の融資 一般的な方法にはなりますが、実績や信用が薄いと審査が厳しくなることもある
政府や自治体の補助金や助成金 金融機関の融資より審査に通りやすく、金額も条件によっては3,000万円など借りれるのでおすすめ
個人の貯蓄や家族、友人からの借入れ 自分の貯蓄で始めるのが一番おすすめ。リスクも少なく、黒字にもっていきやすい。家族や友人から借りると金利も低く抑えれますが、関係が悪化する可能性もあるので注意。
クラウドファンディング インターネットで誰でも募集が可能。面白そうで話題性があれば、集まりやすい傾向。

・銀行などの金融機関の融資…一般的な方法にはなりますが、実績や信用が薄いと審査が厳しくなることもある
・政府や自治体の補助金や助成金…金融機関の融資より審査に通りやすく、金額も条件によっては3,000万円など借りれるのでおすすめ
・個人の貯蓄や家族、友人からの借入れ…自分の貯蓄で始めるのが一番おすすめ。リスクも少なく、黒字にもっていきやすい。家族や友人から借りると金利も低く抑えれますが、関係が悪化する可能性もあるので注意。
・クラウドファンディング…インターネットで誰でも募集が可能。面白そうで話題性があれば、集まりやすい傾向。

駄菓子屋の開業や経営に必要な資金は、さまざまな方法で調達可能です。自身の状況や目的に合わせて、適切な方法を選びましょう。

駄菓子屋を開業する場所の選び方

選び方

駄菓子屋は開業する場所が重要です、以下で詳しく開業する場所の選び方について解説します。

子供がよく集まるスポット周辺を選ぶ

子供が集まるスポット周辺は、駄菓子屋開業の一番のおすすめです。子供たちが放課後や休日に集まる場所での商売は、安定した客足が期待できます。

学校や塾、遊び場など、子供たちが頻繁に訪れるスポットが狙い目です。

家族連れが多いエリアを選ぶ

家族連れが多く訪れるエリアも、駄菓子屋開業において良い選択となります。家族連れは、子供だけでなく大人も含めた幅広い客層をターゲットにすることができます。

公園、ショッピングモール、家族向けのレジャースポットなどが狙い目です。

駄菓子屋を開業する際の場所選びは、成功のカギとなる要素の一つです。子供や家族連れが多く訪れる場所を選ぶことで、安定した客足を確保し、長期的な経営を目指すことができるでしょう。

駄菓子屋の開業に必要な手続きと資格

資格

駄菓子屋を開業するにはいろいろな準備や資格の取得が必要な場合があります。以下で詳しく解説します。

駄菓子屋開業には「開業届」が必要

駄菓子屋を開業するには、開業する地域へ開業届を提出する必要があります。開業届を出すことで、青色申告による節税効果を受けることができ、屋号を作り口座も作ることができます。もちろん、他にも具体的な計画から設立までの一連の手続きが必要です。

経営方針や店舗によって資格が必要

基本的に駄菓子屋の開業に特別な資格は必要ありませんが、取り扱う商品やサービスによっては資格が求められることもあります。

例えば、店内での調理を行う場合、別の容器に移して販売する場合は「飲食店営業許可」が必要です。「飲食店営業許可」の取得するためには、保健所に申請する必要があります。申請の前に食品衛生責任者を取得しておかないといけませんので、早めに準備しておきましょう。

※食品衛生責任者
飲食店を開業するときに、1人以上は在籍していないといけない国家資格です。オーナーが自分で取得するか、従業員に取ってもらうか、資格保有者を雇うことが必要です。各都道府県で行われている講習を受講終了して、保健所に申請することで資格を取得できます。または、栄養士、調理師、製菓衛生師などの資格を保有している方は、保健所に申請するだけで大丈夫です。

もし、キッチンカーで営業する場合、「食品移動自動車」や「食品営業自動車」などの資格が必要です。

駄菓子屋の仕入れ先は卸問屋がおすすめ

駄菓子屋の仕入れ先として、卸問屋を選択するのがおすすめです。

卸問屋を通じての仕入れは、一般的に一度に大量に安く仕入れることができます。品揃えも豊富で、多くの商品やバリエーションから選択が可能で、取り扱いたい商品を一括して仕入れることができるのも特徴です。

仕入れ先を選ぶ時のポイントは、以下の項目を確認することです。

・品数やバリエーション
・品質
・価格
・発注可能なロット(依頼する最低の品数)
・配送方法、配送料
・新商品や変わり種があるか

などです。

駄菓子屋の仕入れ先として卸問屋を選ぶことで、コストの最適化、豊富な品揃え、新商品の迅速な取り扱いなど、経営における多くのメリットを享受することができます。

駄菓子屋を開業後に経営を安定させるコツ5選

成功の秘訣

駄菓子屋を開業・経営していくにはいくつか成功させるコツがあります。以下で詳しく解説します。

小さく始める

初めての経営の場合、小さくスタートすることでリスクを低減できます。例えば、家賃を安く抑える、商品を絞って仕入れる、オンラインで開業するなどです。

小規模ならば徐々に経験を積み、スケールアップしていくことが可能です。初めての開業では、経営の基盤を固めるために、最初は小規模から始めるのが賢明です。

時代に合わせたコンセプトにする

独自性を持ちつつも、時代のニーズに合わせたコンセプトが必要です。消費者の興味を引くための差別化が必要で、時代の流行やトレンドを取り入れることで、新しい客層を獲得できます。

SNSでトレンドの商品を取り扱う、写真映えする内装にする、海外の観光客にターゲットを絞るなど、常に時代に合わせた店舗運営が求められます。

在庫管理をしっかり行う

適切な在庫管理は、経営の効率化や利益向上のために不可欠です。過剰在庫や欠品を避けることで、無駄なコストを削減できます。毎月の売れ行きや季節ごとの人気商品を調べることが大事です。

駄菓子以外の利益が出やすい商品も販売する

さまざまな商品を取り扱うことで、利益の柱を増やすことができます。駄菓子以外の商品で、高い利益率を持つ商品も存在します。例えば、おもちゃ、カード、くじ引き、ゲーム、本・雑誌などです。

顧客のニーズに応じて、さまざまな商品を提供することで、リピーターを増やすこともできます。一つの商品だけに依存せず、さまざまな商品で利益を上げる戦略が有効です。

フランチャイズで開業する

フランチャイズでの開業は、初心者でも成功の可能性を高める方法として有効です。既存のビジネスモデルやノウハウを活用でき、開業時のサポートや継続的な教育、広告などのバックアップも得られます。

フランチャイズだとショッピングモールなどの人通りの多い場所での開業も期待できるので、安定した経営と成功の確率を上げる方法として、おすすめです。

まとめ

本記事では、駄菓子屋の開業や経営について詳しく解説しました。

駄菓子屋は利益率が低く、最近では店舗の数も減少してきています。しかし、今でも成功している店舗もあり、工夫次第ではまだまだ成功できる分野でもあるので、独自のコンセプトで開業することやフランチャイズでの開業に挑戦してみる価値はあります。

駄菓子屋を開業するメリット

・開業や経営がしやすい
・特別な資格が不要で未経験でもできる
・一定の需要がある

駄菓子屋を開業して経営が上手くいくコツ

・小さく始める
・時代に合わせたコンセプトにする
・在庫管理をしっかり行う
・駄菓子以外の利益が出やすい商品も販売する
・フランチャイズで開業する

詳細は本文で解説しているので、駄菓子屋を開業・経営したい方は参考にしてください。

 

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フランチャイズ支援歴

松田 和也

大阪大学人間科学部卒業後、大手フランチャイズ本部の加盟開発担当として新卒入社。その後SVとして10年間従事し、フランチャイズオーナーの経営指導に携わる。過去100名以上のフランチャイズオーナーを支援し、撤退率3%以下の実績を持つ。2022年1月にいくらやフランチャイズ立ち上げメンバーとして参画。

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