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独立・開業

50代で脱サラ起業する人は多い?起業方法や失敗しないためのコツを解説

50代で脱サラ起業する人は多い?起業方法や失敗しないためのコツを解説

50代で脱サラ起業するのは簡単ではありませんが、メリットも多く、起業人口も少なくありません。

この記事では、50代で脱サラ起業する人の推移、方法、失敗しないコツなどについて解説します。50代から脱サラして起業したい方は参考にしてください。

50代で脱サラする人は多いのか

50代で脱サラ起業する人の割合は、30代、40代に次いで3番目に多い結果となっています。

2022年度新規開業実態調査によると、50代の2022年の新規開業者の割合は19.3%(前年比0.1%減)と、約2割です。10年前の2013年は15.5%だったので、4%ほど増えています。

現代の日本では、終身雇用の崩壊や寿命の増加によって、老後のお金問題は重要な課題となっています。

そこで、今のままではヤバいと未来のことを考えて脱サラに踏み切っているのでしょう。

50代で脱サラ起業する動機は

では、50代で脱サラ起業する人の中で、起業しようとした動機で多いものは何でしょうか。

2022年度新規開業実態調査(3つまで複数回答)によると、1番多かった動機が「自由に仕事がしたかった」(56.6%)です。

続いて、2番目に多かったのが「収入を増やしたかった」(47.2%)になります。3番目は、「仕事の経験・知識・資格を活かしたかった」(44.5%)です。

ちなみに、10年前の2013年の結果では、1番目は同じ「自由に仕事がしたかった」(53.9%)ですが、2番目が「仕事の経験・知識・資格を活かしたかった」(49.5%)、3番目が「収入を増やしたかった」(47.3%)という結果でした。

つまり、2番と3番が逆で、10年前と比べてお金への関心が上がったといえます。

50代で脱サラ起業するメリット

50代で脱サラして起業することは、さまざまなメリットがあります。年齢を重ねたからこそ得られる時間的な余裕や貯蓄の増加、そして豊富な経験や知識を活かせる点が、成功の鍵となります。

時間に余裕がある

50代ともなると、子育ての大部分が終わり、仕事に費やす時間に余裕が生まれます。

これはまさに人生の第二章の幕開けです。仕事以外にも新しい挑戦や趣味に時間を割くことができます。

つまり、本業の仕事が終わってからの時間や休日の時間を利用して、起業のための準備もできます。

貯蓄が多くできることが多い

また、50代になると職歴が長く、給与もそれなりに上がっていることが多いです。

これにより、脱サラして起業する際には十分な貯蓄を活用できる可能性があります。

起業方法によっては資金が数百万円~必要になることもありますが、自己資金を使用できると返済時の利息などがかからず、リスクも減らせます。

また、貯蓄があれば起業初期の経済的なプレッシャーが軽減され、新しいビジネスに集中することができるでしょう。

ただし、リスクを考慮し、計画的に資金を使うことが重要です。

経験や知識が豊富

50代になると、これまでの職歴や経験が増えています。

これを起業に活かすことで、他にはない強みを持ったビジネスを構築できるでしょう。

経験がもたらすもう一つのメリットは、洞察力の向上です。これまでの成功や失敗から得た洞察をもとに、市場の変化を先読みしやすくなります。これは、起業家としての冷静な意思決定につながります。

また、周りの仲間も同年代になっていくので、経験豊富な人に専門的なアドバイスをもらうことも可能です。

50代で脱サラ起業するデメリット

50代で脱サラして起業することには、一方で注意が必要なデメリットも存在します。

体力や健康面への不安、経験やプライドが柔軟な考えを妨げる可能性、そして失敗した時のリスクの高まりが挙げられます。

体力や健康面の不安

脱サラして起業する場合、最初は新しいビジネスを立ち上げるために多くの時間やエネルギーが必要です。

しかし、50代になると20~30代ほどの体力がなくなり、健康面の不安を引き起こすこともあります。

例えば、立ち仕事や力仕事で起業する場合は、自分の年齢を理解して行動することが必要です。

スケジュール管理をしっかり行い、周りに協力してもらいましょう。

経験やプライドが柔軟な考えを妨げる

50代になると、これまでの豊富な経験や成功体験が、新しい状況に対して柔軟なアプローチを妨げることがあります。

例えば、過去の成功体験にこだわり、新しいアイディアや技術に適応しにくくなることがあります。これにより、競合他社に遅れを取る可能性もあるでしょう。

柔軟性を保ちながら、新しいアイディアに敏感になることも重要です。

失敗した時のリスクが高い

また、50代での脱サラ起業の際、失敗した場合のリスクが高まります。これは、経済的リスクと精神的リスクです。

経済的リスクは、事業に資金を投じて失敗することで、投じた資金が回収できずになくなってしまうことです。また、会社を辞めて起業した場合、50代からの再就職は難しくなります。

一方、精神的リスクは、自分の力が社会で通用しなかったと感じてしまい、精神的にダメージをおってしまうことです。

今までサラリーマンとして上手くできていたことが、自分の力ではなく、会社の力だったのだと感じてしまい、立ち直れなくなることもあります。

50代で脱サラ起業する前に必要な準備

50代で脱サラして起業する前には、十分な準備が不可欠です。

信頼性のある情報の収集から事業計画書の作成、固定費や生活費の見直し、開業資金の準備、そして人脈や交友関係の整備まで、順番に見ていきます

信頼できる情報を集める

脱サラして起業するには、まず信頼できる情報を集めることが不可欠です。

これは、新しい事業や業界の動向、市場の需要などを理解するためです。

例えば、起業を考えている分野において成功している起業家のインタビューや、市場調査レポートを活用すると方法があります。

また、周りの信頼できる人でその業界で仕事している人から情報をもらうこともいい方法です。

これにより、リアルな状況を把握し、将来のビジネス展望を見据えることができます。

事業計画書を作成する

事業計画書の作成はとても重要です。

これは、事業の方向性や目標、将来の成長計画、必要資金を明確にするための道しるべです。

また、事業計画書は資金を調達する時にも必要になります。金融機関や日本政策金融公庫から融資してもらう際に、提出しないといけません。

固定費や生活費を見直す

起業する前には、自身の生活費や固定費の見直しが不可欠です。

新たなビジネスが軌道に乗るまでには時間がかかることがあるため、生活の安定を確保することが重要です。

具体的な見直しとしては、必要以上の支出を削減し、予備資金を確保することが挙げられます。最低でも生活費の半年分は余分に準備しておくとよいでしょう。

これにより、起業初期の経済的なプレッシャーを軽減し、事業に専念できるようになります。

開業資金を準備する

次に、開業資金の準備が欠かせません。

新しいビジネスを立ち上げるために必要な資金を事前に確保しないといけません。

事業計画に基づき必要な投資や初期費用を計算し、それに見合った資金の準備が必要です。次の章で資金調達の方法を説明します。

人脈や交友関係を見直す

最後に、人脈や交友関係の見直しが重要です。

これは、新たな事業をスムーズに進めるためのサポート体制を構築するためです。

例えば、業界の専門家や同業者、顧客などとのつながりを強化することで、情報共有やアドバイス、顧客紹介を受けることができます。

これにより、起業当初から失敗せずにスタートできます。

50代で脱サラ起業する時の資金調達方法

50代で脱サラ起業するのに資金調達を行う必要があります。以下でその方法を3つ紹介します。

金融機関からの融資

多くの場合、銀行や信用金庫などの金融機関から融資を受けることができます。

しかし、審査は少し厳しめで、自己資金が求められることも多いので、初めての開業の方は審査に落ちることもよくあります。

信用保証付き融資

借主の返済が滞った場合に、信用保証協会が金融機関に「立て替え払い」を行う融資制度。その代わり、所定の信用保証料の支払いが義務である。

プロパー融資

保証人なしで自分で100%の責任を負う融資で、審査が厳しくなりやすい

金融機関の融資は上記のような制度があり、自分に合ったものを選びましょう。フランチャイズで開業する場合は、融資に関してもサポートしてくれる本部が多いので、審査に通りやすくなります。

日本政策金融公庫からの融資

日本政策金融公庫での融資は、初めての人も審査が通りやすくおすすめです。

新創業融資制度

新たに事業を始める方や事業開始後税務申告を2期終えていない方を対象とした保証人や担保なしで上限3,000万円の融資制度

新規開業資金

新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方を対象とした、保証人や担保なしで最大7,200万円の融資制度

上記のような制度があり、金融機関の融資が通らなかった方や低金利でお金を借りたい方はおすすめです。

創業補助金・助成金の活用

一部の地域では、新しいビジネスをサポートするために補助金や助成金が提供されています。これは、特定の条件を満たす場合に受けられる資金です。

メリット

補助金や助成金は、開業費用の一部をカバーするための貴重な支援です。条件に合致する場合、返済の必要がないことが多いです。

デメリット

補助金や助成金は競争率が高いことがあるため、受給するまでに時間がかかることがあります。また、一部のプログラムには厳格な条件が設定されていることもあります。

50代でおすすめの脱サラ起業方法

50代での脱サラ起業は、慎重な計画と適切な選択が重要です。以下では、フランチャイズでの開業、今までの経験を活かした個人開業、そして法人開業といった3つのおすすめの脱サラ起業方法について考えてみましょう。

フランチャイズで開業

フランチャイズは、既に成功しているビジネスモデルを利用して起業する方法です。

これは、他の起業者が既に試され、成功しているビジネスを、使用することができる仕組みです。

例えば、有名なファーストフード店や教育機関のフランチャイズを利用することで、ブランド力や集客力を活かしつつ、比較的低いリスクで自分の事業を始めることができます。

一方、フランチャイズでの起業時は、フランチャイズ加盟金やロイヤリティ(売上の一部を本部に支払う制度)の支払いがあります。

また、本部の経営方針に従う必要があるので、自由に事業を進めることができない可能性があります

今までの経験を活かし個人開業

50代になると、これまでの長い職歴や経験が大きな強みとなります。

そのため、自身のスキルや専門知識を活かして個人開業を選ぶのもおすすめです。

例えば、過去に培ったスキルや専門的な知識を生かし、コンサルタントやフリーランスとして独立することが考えられます。

これにより、自分のペースで働きながら、自身の強みを最大限に発揮することができます。

個人事業主として起業する場合、手続きなどが簡単で、費用も0円です。しかし、社会的信用が低いので、融資審査が厳しくなるのがデメリットです。

今までの経験を活かし法人開業

もし大規模なビジネスを目指す場合は、法人開業が選択肢となります。

法人としての事業を展開することで、より大きな市場や取引先にアプローチしやすくなります。

例えば、自分の専門分野でのプロダクトやサービスを提供する際、法人組織を持つことで信頼性が高まり、取引先との交渉も有利に進めることができるでしょう。

また、社会的信用が高いことで、融資審査なども通りやすくなります。

ただし、法人開業には手続きに手間がかかり、費用も掛かります。また、赤字の時でも法人住民税が課税されるのも、デメリットの1つです。

売上がそこまで上がっていない時は個人事業主で、事業が軌道に乗ってきたタイミングで法人に切り替えるのが良いでしょう。

50代の脱サラ起業での注意点

50代での脱サラ起業は新たな挑戦ですが、成功のためには注意が必要です。何でも自分でやろうとすること、無理な初期投資、そしてサラリーマンとは異なる動き方を理解することに焦点を当てて考えてみましょう。

何でも自分でやろうとせず人に任せる

50代で脱サラして起業する際、何でも自分でやろうとすることは避けるべきです。

例えば、財務や法務、マーケティングなど様々な分野にわたる業務を一人ですべてこなそうとすると、体力的に厳しくなります。

得意な分野に集中し、それ以外の業務には専門家やパートナーを頼むことが重要です。

これにより、限られたリソースを最大限に活かし、経営全体を効果的に進めることができます。

無理な初期投資はしない

無理な初期投資は脱サラ起業の際に注意が必要なポイントです。

大きなリスクを背負ってしまうと、新しいビジネスがうまく軌道に乗らなかった場合に影響が大きくなります。

例えば、高額な設備や広告宣伝に過度な投資をする前に、市場の反応や事業の安定性を確認することが重要です。

計画的なリスク管理を心掛け、スモールスタートでビジネスを展開することが成功の鍵です。

サラリーマンとは動き方が違うことを理解する

脱サラするということは、サラリーマンとは働き方も責任感も異なります。

サラリーマンはある程度自分がやらないといけないことが決まっていましたが、起業すると自分が意思決定を行う立場になります。自分で考えて、挑戦して、失敗して、改善していくことが必要です。

また、事業が儲かっても儲からなくても給料が発生していたサラリーマンに比べて、自分で起業すると収入も起こる問題も自分の責任になります。

自分が事業者(トップ)という自覚を持つ必要があります。

50代で脱サラ起業に失敗しないためのコツ

50代での脱サラ起業は大きなチャレンジですが、失敗してしまう方もいます。以下では、失敗しないためのコツを考えてみましょう。

初期コストを抑える

脱サラ起業の際には、初期コストを抑えることが重要なポイントです。

大きな投資を行う前に、スモールスタートをして、ビジネスの安定性を確認しながら徐々に拡大していくことが賢明です。

例えば、オフィスを借りる代わりに自宅を活用し、必要最低限の設備や機材でスタートすることで、余分な出費を抑えられます。

スキルや経験がある業界・職種で起業する

脱サラして起業する際、自身が得意とし経験豊富な業界や職種で始めることが成功のカギです。

これにより、過去のスキルや経験・ネットワークを活かしやすくなります。

例えば、かつての職場で培ったノウハウや人脈を生かして同じ分野での起業することで、新規事業の立ち上げがスムーズに進むでしょう。

素直で柔軟な考えを持つ

脱サラ起業においては、素直で柔軟な考えが重要です。

市場や環境は常に変化しています。素早く変化に対応できる柔軟性があれば、ビジネスが成長しやすくなります。

また、初めて起業する場合は、今まで経験してこなかった困難もあるでしょう。

その際に、わからないことがあれば、いらないプライドを捨て、成功者の意見を素直に聞くことも大切です。

自己管理を行う

脱サラ起業では、自己管理が不可欠です。

サラリーマン時代とは異なり、自分でスケジュールを管理し、仕事とプライベートのバランスを取ることが求められます。

例えば、定期的に目標を立て、進捗を確認することで、計画的な仕事の進め方ができます。

また、若いときに比べて体力も落ちているはずなので、無理をせず適切な休息をとることも、長期的な成功のために重要です。

家族からの理解を得る

最後に、家族からの理解を得ることも大切です。

今までとは環境や収入面も変わる可能性があるので、家族とのコミュニケーションを大切にし、ビジョンや今後の生活について共有することで、理解と協力が得られやすくなります。

家庭環境はそれぞれ異なりますが、家族と協力できることで事業も上手くいくでしょう。

まとめ

本記事では、50代の脱サラについて詳しく解説しました。

50代で脱サラする人の人口は、30,40代に比べると少ないですが、10年前に比べると増えています。50代は様々な経験をしているので、プライドが邪魔をしてしまう場面もありますが、柔軟で素直に行動していくことが大切です。

50代で脱サラ起業するメリット
・時間に余裕がある
・貯蓄が多くできることが多い
・経験や知識が豊富

50代で脱サラ起業に失敗しないためのコツ
・初期コストを抑える
・スキルや経験がある業界・職種で起業する
・素直で柔軟な考えを持つ
・自己管理を行う
・家族からの理解を得る

詳細は本文で解説しているので、50代で脱サラ起業したい方は参考にしてください。

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この記事の執筆者

フランチャイズ支援歴

松田 和也

大阪大学人間科学部卒業後、大手フランチャイズ本部の加盟開発担当として新卒入社。その後SVとして10年間従事し、フランチャイズオーナーの経営指導に携わる。過去100名以上のフランチャイズオーナーを支援し、撤退率3%以下の実績を持つ。2022年1月にいくらやフランチャイズ立ち上げメンバーとして参画。

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