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年収1000万円稼ぐ方法とは?副業・高卒でも稼げる職業・仕事10選徹底紹介
副業で1,000万円稼ぐ方法はたくさんあります。
正しい方法や自分に合った方法を見つけることで目標に近づけるでしょう。この記事では、副業で1,000万円稼ぐのにおすすめの方法や稼ぐためのポイントについて解説します。
この記事の目次
年収1,000万円稼ぐのはすごいこと?
ここでは、年収1,000万円を稼ぐことがどれほど特別なことなのか、そしてそれに到達するための現実的な割合についてお話しします。
年齢別の平均年収
まず、年収について考える前に、日本における年齢別の平均年収を見てみましょう。
2021年9月~2022年8月の1年間にdodaサービスに登録した約56万人のビジネスパーソン(サラリーマン)の平均年収データを参考にしています。
全年齢の平均年収は403万円です。以下は、年齢・性別別のデータを表で表しています。
年代 | 全体 | 男性 | 女性 |
全年代 | 403万円 | 449万円 | 347万円 |
20代 | 342万円 | 365万円 | 319万円 |
30代 | 435万円 | 474万円 | 377万円 |
40代 | 495万円 | 562万円 | 400万円 |
50代以上 | 596万円 | 658万円 | 424万円 |
たとえば、20代の平均年収は低めで、30代になると年収が上昇する傾向にあります。
これは、キャリアや経験が積み重なるにつれて収入が増えることが一般的だからです。しかし、これらの平均年収には高収入者も含まれており、年収1,000万円を稼ぐ人々も一部存在します。
2021年に比べて20代の年収はアップしたものの、30代以降の年収は下がったというデータもあります。
年収1,000万円以上はわずか5%
では、年収1,000万円を稼ぐことがどれほど一般的なのかを見てみましょう。
国税庁の調査によると、年収1,000万円以上を得る人々は、全体のわずか5%しか占めていないのです。これは、非常に高い所得層に属することを示しています。
また、年収1,000万円以上稼いでいる世帯で見ると、全体の12.1%です。つまり、夫婦など共働き世帯だと1,000万円稼いでる割合は個人に比べて2倍以上になっています。
年収1,000万円は手取りではない
年収1,000万円を稼ぐと聞くと、手元に1,000万円が残ると考えている人もいますが、実際には手取り収入として受け取れる額はもっと少なくなります。
なぜなら、所得税や住民税、社会保険料、年金控除などが引かれ、実際に受け取る額はその一部に過ぎません。
年収1,000万円の場合の手取りは、750万円前後です。共働きの場合は、750万円~800万円です。共働きの年収割合にもよりますが、共働きのほうが税金の計算等をすると手取りは多く残ることが多いです。
年収1,000万円稼ぐ人でも安心できない理由
高収入を得ることは素晴らしいことですが、その収入を持続可能な方法で活用し、将来に備えることが重要です。
リスクを軽減し、安心感を持つためには、支出を適切に管理し、将来の計画を立てることが必要です。
収入が落ちた時に生活水準を簡単には落とせない
年収1,000万円を稼ぐ人々は、高い給与を得ているため、一般的には快適な生活を楽しんでいます。
しかし、その一方で高収入だからこそのリスクもあります。収入が突然減少した場合、生活水準を維持することは難しいです。これは、高収入者が一般的に高い生活費や支出を抱えているためです。
例えば、買い物や旅行、趣味に多くの金額をかけているとしましょう。いきなり会社が倒産して仕事がなくなって収入が減っても、今までの習慣を変えて買い物せず、旅行に行かず、趣味を辞めることは統計上難しいのです。
つまり、収入と比例して生活水準を上げることはお勧めできません。
たくさん稼ぐ人こそ責任やリスクのある仕事をしている
たくさん稼ぐ人こそ責任やリスクのある仕事をしていることが多いです。
経営者、医師、弁護士、投資家など、高収入を得る人々は、しばしば他人の生命や財産に関わる重要な決定をしなければならない仕事を持っています。
誤った判断やリスクを取ることができないプレッシャーがかかることもあります。また、仕事が忙しすぎて、自分の時間がなく病気や体調を崩すこともあるでしょう。
人生設計をしていないと将来困る
高収入を得ている人々の中には、将来の資産運用について計画を立てていない人もいます。高収入を稼ぐことは素晴らしいことですが、将来を見据えた計画がなければ、収入が減少したり、働くことが難しくなった場合に困る可能性が高いです。
例えば、結婚して結婚式を挙げる、子供を2人産んで大学まで進学させる、住宅を購入する、退職後は夫婦でこんな生活を送る、などのプランを立てることで将来に必要な金額が出てきます。
年収1,000万円以上を稼ぐことは素晴らしいことですが、それだけで充分な安心感を持つことは難しいことがあります。
例えば、高収入者でも財務管理を怠ったり、高額な支出をしてしまったりすることがあります。その結果、将来的な経済的な不安やリスクに晒される可能性があるのです。
副業でも年収1000万円稼げる職業・仕事10選
年収1000万円を稼ぐことは多くの人の目標ですが、主要な収入源に加えて副業を持つことは、その目標を達成する手段として有益です。
ここでは、年収1,000万円を稼ぐためにおすすめの職業・仕事10選について紹介します。
ライバー
ライバーとは、ライブ動画プラットフォームで自分の生活や趣味を共有し、ファンからの寄付やギフトを受けて報酬を得る活動です。ギフトはライブ内でファンがくれるもので、現金に換金することができます。
初心者から始めやすく、空き時間に行うことができ、魅力的な報酬を得ることが可能です。
例えば、トップライバーと言われる人には年収数千万円以上稼ぐ人もいます。このような方には固定のファンがたくさんいるので、成功にはコミュニケーション能力と一定のフォロワー数を増やす努力が必要です。
アフィリエイト
アフィリエイトは、自分のウェブサイトやソーシャルメディアを通じて他社の商品やサービスを紹介し、紹介からの売り上げに対して手数料を得る仕組みです。
アフィリエイトは収益性が高く、特別なスキルを持たなくても始めるが可能です。しかし、誰もが始められるビジネスがゆえに、稼げない人の割合も多くなります。実際、月に5万円を稼げない人の割合は、8割以上とも言われています。
そのため、アフィリエイトで成功するには、「他のサイトにはない独自のサービスや知識の共有」「本当のことを書く」「人々のニーズに合わせた記事を書く」などの工夫や努力が必要です。
最初は収益を上げるのに時間を要することも多いですが、徐々に作業をする時間が減っても収益を生み出す仕組みも作れます。
塾の経営
塾の経営は、教育分野での副業の一つです。
現在の日本では、少子化ではあるものの教育費にお金をかける人が増えてきているので、生徒を新規で獲得し継続してもらう努力は必要ですが、長期間通う子供が多いので、単発ではなく継続的な収入が入りやすいのが魅力的です。
経営には教育知識や経営スキルが必要ですが、講師や事務などスタッフに任せれるものを任せていくことで、自分の本業へあてる時間も確保しやすいです。
美容サロンの経営
美容サロンの運営には資本が必要ですが、成功すれば安定的な収入を得ることができます。
美容サロンの特徴として、「単価が高い」「継続的に通ってくれる」があります。美容サロンはいろいろ種類がありますが、1回数千円~数万円のお会計が多いです。
そして、「美容院で髪を切る」「ネイルサロンでネイルをする」「マッサージ店でコリを解消する」などどれも継続的に通うものばかりです。また、小規模から始めることもできて、予約がある時間だけ働くことができるので、効率もいいでしょう。
買取専門店の経営
買取専門店の経営は、古着や貴金属、古書などを買取するビジネスです。市場調査や商談力、マーケティング能力が必要ですが、古物商許可などのライセンスを取得すれば始めることができます。
また、初期費用が少ないので、始めやすいのもメリットです。不況にも強く、景気に流されずにビジネスを展開していくことができるのは事業者には安心です。
プログラミング
プログラミングは案件自体の規模が大きいことが多く、1つの仕事だけでも数十万~数百万円のものもあります。
需要もどんどん増えているので、副業でチャレンジする人も増えています。また、作業自体はパソコンだけでできるので、参入障壁は低いです。
しかし、プログラミングは高いスキルや経験が必要な分野なので、稼げる人はわずかとも言われています。まずは、会社員で働きながら経験を積むか、プログラミングスクールで学んでから行うことをおすすめします。
投資
投資は、お金を資産や株式市場に投資し、収益を得る方法です。
例えば、不動産やFX、仮想通貨、株などがあります。それぞれリスクや準備する資金が異なりますが、正しい方法を行うことで稼いでいる人もいます。
初めはリスクが伴いますが、適切な知識を身につけて資産を増やすことが可能です。ただ、なんとなく始めると損する可能性が高いので、正しい知識と判断能力が必要です。
代行業
代行業は、他人の代わりに特定の仕事を行い、報酬を得る活動です。
自分の得意なことや他人が面倒でやらないことを代行することで収益を得ることが可能です。
例えば、家事代行やイベントの企画代行などがあります。他にもいろいろありますが、専門分野になるほど稼ぎやすいので、自分に専門知識があれば、その分野で挑戦してみましょう。
レンタル事業
レンタル事業は、自分の所有物を貸し出し、その対価として収入を得るビジネスです。特徴は、「初期費用が少ない」「収益率が高い」「スキルが不要なものが多い」です。
例えば、「着物レンタル」や「レンタル彼女」等があります。着物は持っていない人も多く、イベントや季節によって需要があるので、収益は上げやすいでしょう。「レンタル彼女」は定められた時間誰かの彼女になるサービスで仕入れなどもないので、利益率が高いです。
どこかのプラットフォームを通じて行う場合は、手数料がかかります。
コピーライター
コピーライターは文章を書くスキルを活かし、広告やウェブコンテンツの制作を行う仕事です。文章力とクリエイティビティが求められますが、在宅で取り組むことができます。
書くことだけでなく、個人や起業の依頼で書いたコンテンツによってもたらした利益の一部をもらう方法もあるので、可能性は無限大です。一度書いてしまうと、そのコンテンツで利益を上げ続けることができれば、作業をしなくても利益を生む仕組みを作ることもできます。
これらの副業は、年収1,000万円を稼ぐための手段として考えられますが、成功には適切な計画と努力が必要です。自分の興味やスキルに合った副業を見つけ、着実に収益を上げることが大切です。
副業で1,000万円稼ぐためのポイント
年収1,000万円を副業で稼ぐためには、計画的なアプローチが必要です。
ここでは、副業で成功するためのポイントを紹介し、専門知識がない初心者でも理解しやすいように説明します。
自分しかできないこと以外は外注する
成功する副業の一つのポイントは、自分しかできないこと以外は外注することです。
多くの副業は、特定のスキルや専門知識が必要なタスクを含みます。しかし、自分自身ができることに限界がある場合、外部の専門家や助手に仕事を委託することで、作業を効率化し、結果的に時間の節約が可能です。
例えば、ネイルサロンを経営しているとしましょう。自分しかできない技術の仕事は自分で行い、受付や電話対応、予約管理などはスタッフに任すなどです。
情報に敏感になる
情報に敏感になることは、副業で成功するために不可欠です。
ビジネス環境は常に変化しており、新たな機会やトレンドが現れます。ネットやテレビなども大切ですが、ビジネスの仲間を見つけて情報を共有することも大切です。
例えば、投資の副業を行う場合、経済ニュースや株価の動向に注意を払い、情報を収集し続けることが賢明です。そして、より正しく早く情報を得るようにしましょう。
本業は続ける
副業を始めても、本業を続けることは非常に重要です。
本業からの安定的な収入がないと、副業での成功が不安定となります。副業はリスクを伴うこともありますので、本業を続けることで安全ネットを持つことができます。
収入がないと心に余裕を持つことができずに、結果的に副業に集中できないことが多いです。新たなアイデアも浮かびにくくなるので、副業が安定するまでは本業はできるだけ続けましょう。
既に1,000万円稼いでいる人のマネをする
副業で1,000万円を稼ぐためには、既に1,000万円稼いでいる人のマネをすることが有効です。
成功者の経験やノウハウから学び、その方法を模倣することで、成功の道を効率的に進むことができます。
例えば、年収500万円までは稼げてもそれ以上稼げない状況だとしましょう。今までしていた単価は1件10万円なのに対し、その成功者の助言により単価20万円の仕事を見つけることができ収入を増やすことができることもあります。
小さいビジネスから始める
小さいビジネスから始めることは、副業での成功においてリスクを最小限に抑える方法です。
大規模なプロジェクトや投資に取り組む前に、小規模なビジネスを試すことで、リスクをコントロールしやすくなります。
例えば、アパレルオンラインショップを立ち上げる代わりに、手作り商品や家にある服を販売する小さなビジネスから始め、市場の反応を試してみることができます。
事業が上手くいけばそのビジネスに取り組み、上手くいかなければ別のビジネスをまた小さく始めれば大丈夫です。
副業で1,000万円を稼ぐためには、計画的なアプローチと努力が不可欠です。自分しかできないことは外部に委託し、情報を収集し続け、本業を続けながら、成功者の経験を学び、小さなビジネスからスタートすることで、目標の達成に近づけます。
副業で1,000万円稼ぐための注意点
副業で年収1,000万円を稼ぐことは魅力的な目標ですが、成功するためには注意が必要です。ここでは、副業で成功するための注意点について解説します。
詐欺師・詐欺案件に気をつける
副業を探す際に、詐欺師や詐欺案件に気をつけることが非常に重要です。
インターネット上には、高収入を謳いながら、実際にはお金を騙し取るための悪質な案件が存在します。初心者の場合、詐欺に騙される可能性が高まります。
例えば、高い利益を約束する投資プログラムや、商品を買わせて結局何も得られないマルチレベルマーケティングなどが詐欺の典型的な例です。副業を始める前に、情報を確認し、信頼性のあるソースからアドバイスを受けることが大切です。
副業でも確定申告をする
副業で収入を得た場合、確定申告をすることは法的義務です。
確定申告は、収入に対する税金を計算し、納める手続きのことです。副業で得た収入も、本業と同様に課税の対象となります。
例えば、副業でフリーランスの仕事をしている場合、収入に対する税金を計算して、納税しなければなりません。確定申告を怠ると、罰則が課せられることもあるため、注意が必要です。
今まで会社で勝手に納税できていたことを自分で行わないといけないので、忘れないように計画的に行いましょう。
副業で増えた税金は自分で払う
副業で得た収入に伴う増えた税金は、自分で払う責任があります。
副業で稼いだお金には、所得税や住民税が課されることが一般的です。これらの税金は自動的に差し引かれないため、確定申告で計算し、自分で納める必要があります。
例えば、住民税は6,8,10,1月に収めるスケジュールになっております。納税通知書が来るので自分で覚えておく必要はないですが、家に届いたものをしっかり保管して期限までに支払いを行いましょう。
副業で1,000万円を稼ぐためには、詐欺に注意し、確定申告を怠らず、増えた税金を自分でしっかり支払うことが大切です。注意点を守りつつ、堅実に副業を進めることで、目標の達成に近づけます。
まとめ
本記事では、副業で1,000万円稼ぐ方法について詳しく解説しました。
副業で稼ぐ方法は多岐にわたり、自分の経験やスキルに応じて選びましょう。
年収1,000万円稼ぐおすすめの副業10選
・ライバー
・アフィリエイト
・塾の経営
・美容サロンの経営
・買取専門店の経営
・プログラミング
・投資
・代行業
・レンタル事業
・コピーライター
副業で1,000万円稼ぐためのポイント
・自分しかできないこと以外は外注する
・情報に敏感になる
・本業は続ける
・既に1,000万円稼いでいる人のマネをす
・小さいビジネスから始める
詳細は本文で解説しているので、副業で1,000万円稼ぎたい方は参考にしてください。
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この記事の執筆者
フランチャイズ支援歴10年
松田 和也
大阪大学人間科学部卒業後、大手フランチャイズ本部の加盟開発担当として新卒入社。その後SVとして10年間従事し、フランチャイズオーナーの経営指導に携わる。過去100名以上のフランチャイズオーナーを支援し、撤退率3%以下の実績を持つ。2022年1月にいくらやフランチャイズ立ち上げメンバーとして参画。