30代で脱サラ起業する方法は?スキルなしでも成功しやすい事業や失敗しな…
独立・開業
リラクゼーションサロンは未経験でも自宅開業可!必要資格や開業資金も解説
リラクゼーションサロンは開業方法が様々で、未経験・無資格でも開業可能なビジネスの1つです。
この記事では、リラクゼーションサロンの開業資金、開業方法、年収、失敗しないコツについて解説します。これからリラクゼーションサロンを始めたい方は参考にしてください。
この記事の目次
リラクゼーションサロンのサービス業態と仕事内容
リラクゼーションサロンは、日常のストレスから解放され、心身ともにリフレッシュできる場所として人気を集めています。
ここでは、主要なサービス業態と仕事内容に焦点を当て、初心者でも理解しやすいように分かりやすく解説します。
マッサージ
リラクゼーションサロンの代表的なサービスとして挙げられるのが「マッサージ」です。
マッサージは、疲れた筋肉やこりをほぐし、血行を促進させることで体の不調を改善します。
マッサージには様々な効果があります。例えば、筋肉のこりをほぐすことで姿勢が改善され、慢性的な痛みや疲労感が軽減されることです。また、リラックス効果があるため、ストレスの解消にも役立ちます。
アロマセラピー
次に紹介するのが「アロマセラピー」です。
アロマセラピーは、香りの力を活かし、心身のバランスを整える施術です。
アロマオイルを使用し、香りに包まれながら施術を受けることで、リラックス効果が一層高まります。
リンパマッサージ
リンパマッサージは、体内の老廃物を排出し、リンパ液の流れを促進させることで、免疫力を向上させる施術です。
リンパマッサージは優しくて繊細な手技が要求されますが、その効果は大きいです。老廃物がスムーズに排出されることで、肌の調子が良くなり、むくみや冷え性の改善にも寄与します。
リフレクソロジー
リフレクソロジーは、足や手、顔などの反射区を刺激することで全身の調子を整える施術です。
反射区を刺激することで、体の不調を改善できると共に全身のバランスが整い、心地よいリラックス感をもたらします。
ストレッチ
最後に紹介するのが「ストレッチ」です。
ストレッチは、筋肉や関節を柔軟にし、血行を良くすることで、体の硬さやコリを解消する施術です。
ストレッチでは、体全体を使ったり、特定の部位を重点的に伸ばすことで、硬くなった筋肉や関節がほぐれ、心地よい緊張感が解消されます。
リラクゼーションサロンの4つの営業形態
リラクゼーションサロンを開業するには、さまざまな営業形態が存在します。
初心者でも理解しやすいように、テナントを借りて開業する方法、自宅でサロンを構える方法、レンタル・出張で営業する方法、そしてフランチャイズを利用して開業する方法について解説します。
テナントを借りて開業する
まず一つ目は、テナントを借りてリラクゼーションサロンを開業する方法です。
これは一般的なサロンの形態で、専用の店舗を借りてそこでサービスを提供します。
メリットとしては、広いスペースを有効活用でき、お客様からの信頼度が上がり、集客しやすい点が挙げられます。
しかし、初期投資や固定費がかかるため、リスク管理が必要です。また、地域や立地条件によっては集客が難しいことも考慮しなければなりません。
自宅で開業する
次に考えられるのが、自宅でリラクゼーションサロンを開業する方法です。
これは比較的低コストで開業でき、自宅の一部屋を利用してサービスを提供します。これは、自分の空間でお客さんを迎え入れる感覚で、リラックスした雰囲気を作り出せます。
メリットは、低コストで開業できることや、自分のペースで仕事ができる点です。
しかし、住宅地域での法律や規制があることもあり、トラブルにならないために事前に確認が必要です。また、セキュリティ面に考慮する必要もあります。
レンタル・出張で開業する
3つ目の方法は、レンタル・出張でリラクゼーションを開業することです。
これは、特定の施設やイベントスペースを利用したり、お客様のご自宅やホテルに出向いてサービスを提供するスタイルです。柔軟性があり、顧客に合わせた場所で施術ができます。
メリットは、柔軟性が高いため、様々なある場所やタイミングでサービス提供が可能なことです。
しかし、予約調整や移動時間を考慮する必要があり、出張先での作業環境や設備の確認も大切です。
フランチャイズで開業する
最後に紹介するのが、フランチャイズでリラクゼーションサロンを開業する方法です。
これは、既に成功したサロンのブランドやノウハウを借りて独立する形態で、安定感があります。
メリットは、知名度やブランド力を利用でき、事業の立ち上げリスクが低い点です。
ただし、フランチャイズ料や規定に縛られることがあり、独自性や自由の幅が狭まることも考慮しなければなりません。
リラクゼーションサロンを開業するメリット
リラクゼーションサロンを開業することは、多くのメリットがあります。初心者にもわかりやすく解説するため、開業資金、施術の自由度、利益の残しやすさ、お客様との距離感に焦点を当ててみましょう。
開業資金を抑えやすい
リラクゼーションサロンを開業する際、一つの大きなメリットは開業資金を抑えやすいことです。
例えば、自宅サロンを検討する場合、特別な店舗や施設を用意する必要がなく、初期費用を最小限におさえることができます。
同様に、レンタルや出張であっても固定費がかからないので、自宅兼出張サロンのような開業も可能です。
自分が得意な施術で開業できる
もう一つのメリットは、自分が得意な施術で開業できるという点です。
リラクゼーションサロンは、様々な施術が提供されるため、自分が得意とする分野や興味がある施術を選ぶことができます。これにより、自分のスキルや趣味を生かしつつ、お客様に満足度の高いサービスを提供できます。
また、自分が得意な施術を提供することで、他者との差別化も図りやすくなるのもメリットの1つです。
利益が残りやすい
リラクゼーションサロンを経営する上での大きな魅力は、利益が残りやすいことです。
リラクゼーションサロンの支出の4~5割は人件費となっており、商品仕入れなどは少なくなっています。そのため、利益を残しやすいビジネスなのです。
施術の提供や商品の販売により収益を上げやすく、一度来店いただいたお客様がリピートしてくれる場合が多いため、安定的な収益を見込むことができます。
お客様との距離感が近い
最後に、リラクゼーションサロンを開業する際の魅力は、お客様との距離感が近いという点です。
特に個人経営や自宅サロンの場合、アットホームな雰囲気が醸し出され、お客様とのコミュニケーションが取りやすい環境が整います。
未経験・資格なしでも開業できる
リラクゼーションサロンの開業は、未経験・資格なしでも開業が可能です。
例えばフランチャイズで開業する場合、開業前に研修を行ってくれるので、研修で技術やノウハウを取得後、資格試験などを受けずにスタートできます。
しかし、施術内容によっては資格が必要なものもあるので、注意しましょう。
リラクゼーションサロンを開業するデメリット
リラクゼーションサロンを開業することには魅力がありますが、同時にデメリットも存在します。初心者にもわかりやすく解説するため、オーナーの業務負担、1日の売上上限、競合の問題に焦点を当ててみましょう。
オーナーの業務負担が多くなる
リラクゼーションサロンを開業する場合、オーナーは施術だけでなく経営全般の業務も担当しなければなりません。
例えば、予約管理、集客、スタッフの指導(スタッフを雇う場合)、経理業務などの業務が必要です。
これにより、オーナーの業務負担が多くなるというデメリットが生まれます。
1日の売上の上限がある
リラクゼーションサロンを個人で開業する場合、1日に提供できる施術の数や時間に限りがあります。
そのため、1日の売上には上限があることがデメリットです。
特に1人だと限界が決まっているので、単価を上がることやスタッフを雇うことで売上を上げていく必要があります。
すでに競合が多い
リラクゼーションサロンは人気のあるビジネスであるため、競合が多いというデメリットが存在します。
同じ地域に他のサロンが多く存在する場合、顧客の取り合いとなりやすく、新規顧客の獲得が難しくなることがあります。他店舗との差別化や開業エリアの調査が重要です。
リラクゼーションサロンの開業は儲かる?年収はどれくらい?
リラクゼーションサロンは営業形態やサービス内容が様々なので、一概にどれだけ稼げるということは言えません。
一般的にリラクゼーションサロンで雇われている人の平均年収は、250~350万円ほどです。
そこで、開業して350万円(約月収30万円)以上稼ぐためのシミュレーションをしていきます。
テナントを借りてリラクゼーションサロンを開業した場合
売上
項目 | |
単価 | 5000円 |
1日の来客数 | 9人 |
営業日数 | 25日 |
1ヶ月の売上 | 112.5万円 |
経費
項目 | 金額 |
人件費 (スタッフを2人雇っている場合) |
50万円 |
賃料 | 15万円 |
水道光熱費 | 2~3万円 |
諸経費 | 5万円 |
広告費 | 10万円 |
合計 | 83万円 |
1か月の売上:112.5万円 - 経費合計:83万円 =29.5万円
29.5万円×12か月=354万円
自宅でリラクゼーションサロンを開業した場合
売上
項目 | |
単価 | 5000円 |
1日の来客数 | 3人 |
営業日数 | 25日 |
1ヶ月の売上 | 37.5万円 |
経費
項目 | 金額 |
人件費 (スタッフを雇っていない場合) |
0円 |
賃料 | 0円 |
水道光熱費 | 2万円 |
諸経費 | 2万円 |
広告費 | 3万円 |
合計 | 7万円 |
1か月の売上:37.5万円 - 経費合計:7万円 =30.5万円
32.5万円×12か月=366万円
上記はあくまで概算なので、店舗状況によって変わってきます。
リラクゼーションサロンの開業資金・運営資金
リラクゼーションサロンを開業・運営するには資金が必要です。開業方法にもよりますが、以下で具体的な資金について説明していきます。
リラクゼーションサロンの開業資金
リラクゼーションサロンの開業資金は、開業方法によって様々です。
ここでは、開業資金が最もかかるテナントを借りて開業した場合の資金について見ていきます。
項目 | 金額 |
物件取得費 | 150~200万円 |
内装工事費 | 100~250万円 |
設備・備品費 | 50~150万円 |
広告宣伝費 | 0~50万円 |
合計 | 300~650万円 |
物件取得費は、家賃の10カ月ほどが一般的な料金です。
内装工事費は、こだわりすぎると料金も高くなるので、あらかじめ予算を決めておきましょう。内装工事費を抑えるためには、居ぬき物件を探すと良いでしょう。
設備や備品は、ベッドやテーブル、椅子、家具、照明、パーテーションカーテンなどが必要です。中古か新品のどちらを選ぶかによって料金は変わります。
広告宣伝費は、SNSを活用すると無料で集客できる場合もあります。
リラクゼーションサロンの運営資金
売上が110万円と仮定した場合のリラクゼーションサロンの運営資金は、以下の金額が目安です。
項目 | 金額 | 売上に対しての割合 |
賃料 | 15万円 | 10% |
人件費 | 50万円 | 40~50% |
水道光熱費 | 2~3万円 | 2~3% |
消耗品費 | 5万円 | 2~5% |
広告宣伝費 | 10万円 | 0~10% |
賃料は15万円で仮定していますが、立地や規模にもよります。およそ売上の10%前後が平均と言われています。
人件費は、運営資金の中で一番高いです。スタッフの給料を上げることで、働きやすい環境を作りましょう。
消耗品費は、施術に使う材料や洗面用品、トイレ用品など営業するのに必要なものを揃えるための費用です。
広告宣伝費は店舗の営業方針によるので、開業時だけ費用をかけ、その後はコストを使わずに営業を成り立たせていくこともできます。
リラクゼーションサロンの開業資金の調達方法
リラクゼーションサロンの開業資金の調達方法を4つに分けてお伝えしていきます。
金融機関からの融資
多くの場合、銀行や信用金庫などの金融機関から融資を受けることができます。
しかし、審査は少し厳しめで、自己資金が求められることも多いので、初めての開業の方は審査に落ちることもよくあります。
信用保証付き融資
借主の返済が滞った場合に、信用保証協会が金融機関に「立て替え払い」を行う融資制度。その代わり、所定の信用保証料の支払いが義務である。
プロパー融資
保証人なしで自分で100%の責任を負う融資で、審査が厳しくなりやすい
金融機関の融資は上記のような制度があり、自分に合ったものを選びましょう。フランチャイズで開業する場合は、融資に関してもサポートしてくれる本部が多いので、審査に通りやすくなります。
日本政策金融公庫からの融資
日本政策金融公庫での融資は、初めての人も審査が通りやすくおすすめです。
新創業融資制度
新たに事業を始める方や事業開始後税務申告を2期終えていない方を対象とした保証人や担保なしで上限3,000万円の融資制度
新規開業資金
新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方を対象とした、保証人や担保なしで最大7,200万円の融資制度
上記のような制度があり、金融機関の融資が通らなかった方や低金利でお金を借りたい方はおすすめです。
創業補助金・助成金の活用
一部の地域では、新しいビジネスをサポートするために補助金や助成金が提供されています。これは、特定の条件を満たす場合に受けられる資金です。
リラクゼーションサロンの開業時に使える補助金や助成金をいくつか紹介します。
- キャリアアップ助成金
- 人材開発支援助成金
- 地域雇用開発助成金
- 両立支援等助成金
開業時の状況や地域などによって変わるので、自分に当てはまるかを確認しましょう。
メリット
補助金や助成金は、開業費用の一部をカバーするための貴重な支援です。条件に合致する場合、返済の必要がないことが多いです。
デメリット
補助金や助成金は競争率が高いことがあるため、受給するまでに時間がかかることがあります。また、一部のプログラムには厳格な条件が設定されていることもあります。
自分で貯金する
リラクゼーションサロンを開業するために、自分で貯金する方法は最もシンプルなアプローチです。
特に、リラクゼーションサロンを自宅などで開業する場合、開業資金が100万円以内でできることが多いので、自己資金で開業する人が多いです。
メリット
貯金による調達は借金を背負わないため、ビジネスの収益が直接自分のものになります。また、利子や返済のストレスがなく、精神的、経済的に安定感があります。
デメリット
開業までに時間がかかる場合があり、ビジネスを早く始めたい場合には向かないかもしれません。
リラクゼーションサロンの開業で役立つ資格
基本的にリラクゼーションサロンの開業には、必須の資格はありません。しかし、持っていると役立つ資格がいくつかあるので、紹介します。
リンパリファインセラピスト
リンパリファインセラピストは、国際セラピスト支援振興協会(ITSA)が認定しているリンパの知識・技術に関する民間資格です。
全身のリンパ・経絡の流れに沿ったマッサージ技術、デトックス・骨格矯正の方法、東洋式のツボ療法について習得できます。講座の受講完了と確認問題の提出で合格できます。
AEAJアロマセラピスト
AEAJアロマセラピストは、アロマテラピートリートメントやコンサルテーションをできる能力を認定する資格です。
精油の専門知識に加え、解剖生理学や皮膚科学に関する知識、トリートメント技術などを習得し、ボディおよびフェイスへのアロマテラピートリートメントやコンサルテーションを提供できる専門人材です。
引用元((公社) 日本アロマ環境協会 | 検定・資格 | アロマセラピスト )
JRECのリフレクソロジー
JRECのリフレクソロジーは、リラクゼーションのみならず、心身の不調の改善や、毎日の健康管理にまで対応することができます。
ストレスの軽減とともに、血液やリンパの循環を促進し、自律神経を整えることで、人間が本来持っている自然治癒力を高めることができます。
また、ライセンスが3つに分かれており、
- レギュラークラス
- トップインストラクター
- サポートケア・デイリーケア・リフレクソロジスト
となっています。
所定のカリキュラムを修了後、認定試験を合格し、会員登録することでライセンスが付与される仕組みです。
引用元(JREC日本リフレクソロジスト認定機構 )
日本ヘッドセラピスト認定協会
日本ヘッドセラピスト認定協会は、ヘッドマッサージ(頭ほぐし)の専門家を育成し、ヘッドセラピスト資格を発行する一般社団法人です。
リラクゼーションをベースに整体法を取りいれることで「気持ちがいいのは当たり前!結果追求型のヘッドマッサージ」を提唱しており、様々な技術を習得できる資格です。
引用元(一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 )
日本ドライヘッドスパニスト協会
日本ドライヘッドスパニスト協会では、以下の3つの資格の取得が可能です。
JDHSA認定 2級コース
ドライヘッドスパニストとしての基礎知識及び実技の習得を目指す
JDHSA認定 1級コース
ドライヘッドスパニストとしての応用知識及び実技の習得を目指す
JDHSA認定講師コース
ドライヘッドスパニストのプロとしてその技術を広めていくための知識と技術を習得する
これらの資格とは別に、独立開業を目指している方向けのサポートコースもあります。
引用元(日本ドライヘッドスパニスト協会 )
リラクゼーションサロンを開業する流れや準備
リラクゼーションサロンを開業する際は、計画的な流れと準備が成功の鍵です。初心者にもわかりやすいように、サービス業態や営業形態の選定から集客活動まで、順番に解説していきましょう。
サービス業態や営業形態を決める
まずは、サービス業態や営業形態を決めます。リラクゼーションサロンには、
- マッサージ
- アロマセラピー
- リンパマッサージ
- リフレクソロジー
- ストレッチ
など多岐にわたる業態があります。
また、テナントを借りるのか、自宅で開業するのかなども決めることも必要です。
自分の得意分野や顧客のニーズに合わせて、どの業態や形態が適しているか検討しましょう。
コンセプトやターゲットを決める
リラクゼーションサロンのコンセプトやターゲットもしっかり決めないといけません。
コンセプトはサロンの特徴や提供する雰囲気を決めることで、ターゲットはどのようなお客様層を集客するかです。
「どこで」「いつ」「誰に」「どのように」「何を」に重きを置くと考えやすくなります。
開業場所や物件を決める
適切な開業場所や物件の選定が重要です。
人通りや競合店の有無、周辺の環境などを考慮して、お客様にとって利便性が高く、サロンの特徴が引き立つ場所を選びましょう。
開業場所や物件は集客のとても大切なので、計画的に決めることが大切です。
資金の調達をする
リラクゼーションサロンを開業するためには、資金が必要です。
開業資金を計算し、資金調達方法を考えましょう。
資金調達方法は、自己資金や銀行融資、助成金の活用など、複数の方法があります。上記でも解説しているので、計画的に進め、リスクを最小限に抑えることが大切です。
内装工事や設備を整える
選定した物件に合わせて、リラクゼーションサロンの内装工事や必要な設備を整えます。
コンセプトに合わせて、お客様にリラックスしてもらえる空間つくりが大切です。
主に必要な設備や備品として、ベッド、椅子、机、ソファ、施術道具などがあげられます。
集客活動を行う
リラクゼーションサロンの運営には、集客が重要です。
SNSやウェブサイト、ポータルサイトへの登録、キャンペーンなどを活用して、お店の存在をアピールしましょう。
サロン経営においてSNSは欠かせません。お店の雰囲気や施術メニュー、スタッフ紹介などあらゆる発信が必要です。他にも、ポータルサイトに登録することで、多くのお客様の目に留まり、一定の集客もできるでしょう。
また、初回キャンペーンや定期的なキャンペーンを行うことで、安いから試しに行ってみようというお客様の来店を促すことができます。
リラクゼーションサロンの開業で失敗しないためのコツ
リラクゼーションサロンを開業する際、大手や競合との差別化、自社の強みのメニュー作り、そしてマーケティング戦略の練り込みが成功の鍵となります。
初心者でも理解しやすいように、それぞれのポイントに焦点を当ててアドバイスしていきましょう。
大手や競合との差別化をする
リラクゼーションサロンを開業する際、大手や競合が数多く存在する中で、お店自体や提供するサービスに差別化を図ることが重要です。
大手企業のように多くのメニューを準備するよりも、メニューを限定して提供することで専門のお店感を演出できます。
自社の強みのメニューを作る
リラクゼーションサロンを個人で開業する場合、お店の個性や強みを出したメニュー作りが必要です。
他のサロンにはない、自社だけの特別なメニューを提供することで、顧客の心を掴むことができます。
最近は店舗数が増えてきているので、より魅力的なメニューや施術のできる店舗が勝ち残っていきます。
マーケティング戦略をしっかり練る
リラクゼーションサロン開業の成功には、しっかりとしたマーケティング戦略が必要です。
広告やSNSを活用して、予約してもらうまでの導線をしっかり作りましょう。
例えば、SNSを見てすぐに予約ページや店舗情報を見れるようにしたり、SNSを見た人限定の期間限定クーポンを配布することで、今だけのお得感を出すことなどです。
お客様目線になって、自分のサロンに行きたいかを見てみましょう。
まとめ
本記事では、リラクゼーションサロンの開業について詳しく解説しました。
リラクゼーションサロンは未経験かつ自宅でも始めることができ、開業しやすいビジネスです。また、自分が得意なことを仕事にすることができ、営業方法によっては利益が残しやすく、収入UPも実現できます。
リラクゼーションサロンの4つの営業形態
・テナントを借りてリラクゼーションサロンを開業する
・自宅でリラクゼーションサロンを開業する
・レンタル・出張でリラクゼーションを開業する
・フランチャイズでリラクゼーションサロンを開業する
リラクゼーションサロンの開業で役立つ民間資格
・リンパリファインセラピスト
・AEAJアロマセラピスト
・JRECのリフレクソロジー
・日本ヘッドセラピスト認定協会
・日本ドライヘッドスパニスト協会
詳細は本文で解説しているので、リラクゼーションサロンを開業をしたい方は参考にしてください。
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この記事の執筆者
フランチャイズ支援歴10年
松田 和也
大阪大学人間科学部卒業後、大手フランチャイズ本部の加盟開発担当として新卒入社。その後SVとして10年間従事し、フランチャイズオーナーの経営指導に携わる。過去100名以上のフランチャイズオーナーを支援し、撤退率3%以下の実績を持つ。2022年1月にいくらやフランチャイズ立ち上げメンバーとして参画。