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独立・開業

脱サラの失敗でよくあるケース10選|失敗する人の特徴や失敗しないためのコツ

脱サラの失敗でよくあるケース10選|失敗する人の特徴や失敗しないためのコツ

脱サラして起業するとき、失敗していく人たちは数多くいます。統計データ上でも、新規事業で参入し、10年後に残っている企業は10%もいません。

この記事では、脱サラの失敗でよくあるケース10選や失敗する人の特徴、失敗しないためのコツについて解説します。これから脱サラしたい方は参考にしてください。

この記事の目次

脱サラで起業した人の失敗率と満足度

脱サラ起業した人の中には、成功する人もいれば失敗する人もいます。ここでは、経済的観点と満足度の観点で脱サラした人の実情をお伝えしていきます。

脱サラで起業した人の失敗率

失敗の定義は個人個人異なりますが、ここでは事業を続けていけるかどうかに焦点を当てていきます。

脱サラして5年後に事業が存続している確率は15%ほどで、10年後になると6.3%になります。さらに、20年後になると、0.3%です。

参照(「創業20年後の生存率0.3%」を乗り越えるには:日経ビジネス電子版

つまり、脱サラ起業の失敗率は、かなり高くなります。

確率になるので必ず失敗するというわけではありませんが、事業を成功させるためのしっかりした準備や計画などが必要不可欠ということです。

ちなみに、事業の生存率はデータ元によって異なる場合があります。例えば、帝国データバンクによると、10年後の生存率は70%、20年後は52%です。

しかし、帝国データバンクは長く続く大企業などの全企業が対象となるため、今回の知りたいデータとは少し異なります。逆に、日経ビジネスの対象は、新規で起業した事業です。

脱サラで起業した人の満足度

脱サラしてフリーランスで働いている人の「仕事の自由さや裁量の高さ」「仕事のやりがい」「プライベートとの両立」の満足度は、およそ60%となっています。

ここでは、約7割の人が元会社員の人が対象となっているので、信憑性も高いでしょう。

つまり、満足度に関しては、事業の存続度に比べると高い傾向にあります。

参照(フリーランスの実態 |中小企業庁

脱サラの失敗でよくあるケース10選

脱サラをして失敗してしまう人は少なくありません。そこで、失敗してしまう人のよくあるケースを見ていきます。

脱サラ後すぐ法人化する

脱サラして独立する際、ビジネスのスケールに合わせて法人化することが一般的ですが、初期の段階で急いで法人化してしまうとコストがかかり、経営に悪影響を及ぼす可能性があります。

法人化は慎重に、ビジネスが軌道に乗った後に行うことが重要です。例えば、個人事業主としてスタートして、成果が得られた時点で法人化を考えると良いでしょう。

小さく始めずに初期投資が大きい

初心者の脱サラ起業者が陥りやすいのは、大きなビジネスを一気に始めようとすることです。しかし、初期投資が大きすぎるとリスクが高まります。

例えば、新しい店舗を立ち上げると初期費用が多くかかるので、慎重な計画と市場調査を重ねた上で進める必要があります。

初期費用をなるべく抑え、小規模から徐々に拡大する方が安全です。

資金管理が計画的にできない

脱サラして独立すると、安定した給与がなくなり、自身で資金管理を行わなければなりません。

計画的な資金管理ができないと、急な出費や経費の積み重ねで破綻してしまう可能性もあります。予算を立て、将来のリスクに備えることが重要です。

例えば、事業計画を元に月ごとの予算をたて、不要な出費は控えましょう。

保険や税金に関心がない

ビジネスを始める上で保険や税金の知識は欠かせません。特に脱サラ後は、全ての責任は自分にあるので、必要な保険や税金の手続きを怠ると、法的トラブルや財政的な問題が生じかねません。

会社員とは保険の種類が異なり、自分で確定申告が必要です。プロに相談しながら、必要な保険や税金について学び、適切な手続きを行うことが重要です。

営業やマーケティングができない

優れた商品やサービスでも、それを顧客に届けなければビジネスは成り立ちません。

営業やマーケティングのスキルが不足していると、競争が激しい市場で生き残ることが難しくなります。

基本的な営業スキルやマーケティング戦略を身につけ、その事業に合った効果的な集客や営業を行うことが必要です。

需要がない・市場が小さいビジネスをしている

脱サラして新しいビジネスを始める際、事前の市場調査が不十分だと、需要のない商品やサービスを提供してしまう可能性があります。

需要がない事業を行ってしまうと、収益を上げるのは難しいです。市場の規模やトレンドを把握し、需要が見込める分野に進出することが成功の鍵です。

競争の激しい分野でも、競合との差別化を図りながら事業を進めていきましょう。

自己管理やスケジュール管理ができない

自由な働き方が魅力な脱サラ起業ですが、その反面、自己管理能力が求められます。

スケジュールを立てずに仕事を進めると、効率が悪くなり、業務が滞る可能性があります。また、体調が悪くなってしまうと仕事ができず、収益があげられないので、体調管理も必要です。

人に相談できずアドバイスも素直に聞かない

初めての脱サラ起業では、成功者に相談し、アドバイスを素直に聞くことが大切です。しかし、プライドや自己主張が強く、他者とのコミュニケーションが苦手な場合、必要なアドバイスを得られない可能性があります。

成功するためには、成功している人の真似をすることが重要なので、素直になりましょう。

自分に合わないビジネスをしている

成功するためには、自身の得意分野や好みに合ったビジネスを選ぶことが不可欠です。

自分に合わない仕事では継続するのが難しくなり、ストレスやモチベーションの低下に繋がります。自分の強みを活かしたビジネスを見つけ、それに専念することで成功しやすくなります。

経営マインドがない状態でビジネスしている

脱サラは会社員とは働き方が異なるので、成功するためにはビジネスに対する経営マインドが必要です。

収支や経営戦略に対する洞察力が欠如していると、経済的なリスクやビジネスの安定性が損なわれる可能性があります。

経済状況やトレンドを常に把握し、柔軟に経営戦略を調整することが重要です。

脱サラ起業で失敗する人の特徴

脱サラは大きな一歩であり、成功するためにみんな頑張ります。しかし、上手くいかない人も多いです。ここでは、脱サラ起業で失敗する人の特徴に焦点を当て、初心者でも理解しやすいように解説します。

会社を辞める目的で脱サラする人

脱サラ起業を成功させるためには、単に現在の仕事に疲れたからや、ストレスがたまったからといった感情的な理由だけでなく、将来のビジョンや独立する目的が重要です。

目的が不明確なままスタートすると、事業展開や方針決定において迷走しやすくなります。

また、会社員よりも自分で事業を行うほうが難しい場合が多いので、おそらく脱サラしても簡単には上手くいきません。

経験やスキルがない人

脱サラ起業で失敗する人の特徴の一つは、自身の経験やスキルに合わない分野に踏み込むことです。

新しい分野での成功には、その分野に関する知識や経験・スキルが欠かせません。今まで仕事で培った経験やスキルを活かせる仕事で検討すると良いでしょう。

リスク管理ができない人

脱サラ起業では、常にリスクに備えることが求められます。

リスク管理ができないと、予期せぬトラブルに直面する可能性があります。例えば、急な出費が必要な場合、資金に余裕がないと対応できないので、予め不測の事態に備えた準備が必要です。

行動力や計画力がない人

脱サラ起業では計画を立て、その計画に基づいて着実に行動することが必要です。

計画がないまま行動すると、目標達成が難しくなります。また、何かしようとしたことに対して決断が遅いと、競合他社に後れを取ってしまうこともあります。

決断力を持ち、すぐに行動に移すことも大事です。

アドバイスを聞かず失敗から学ばない人

脱サラ起業で成功するためには、アドバイスをしっかり聞くことが非常に重要です。

しかし、アドバイスを聞かずに自分だけで進めてしまう人は多く、しなくていい失敗をして成功までに時間がかかります。

また、一度した失敗から学ぶことをせず、同じ失敗を繰り返してしまうと前に進めないので、常に起きたことの改善をしていくことが必要です。

脱サラ起業で成功する人の特徴

脱サラ起業は新しい挑戦であり、成功する人には特定の特徴やスキルがあります。ここでは、成功例から導き出される脱サラ起業で成功する人の特徴に焦点を当て、初心者でも理解しやすいように解説します。

前向きでチャレンジ精神がある人

成功する脱サラ起業者の特徴の1つは、困難な状況や挫折にも前向きな姿勢で取り組むことができることです。

何事もポジティブな視点で受け止め、新しい挑戦に恐れずに立ち向かうことが重要です。下を向いていても誰かが手を引っ張ってくれるわけではないので、自分で前に進める力が必要になります。

計画的で実行力がある人

脱サラ起業者の中で成功する人は、計画を立て、それを着実に実行できる能力を持っています。

細かなスケジュールや目標を設定し、着実に進捗させることが、成功の秘訣です。計画的に行動することで、取引先や営業先からの信頼も得やすくなります。

コミュニケーション能力が高い人

成功する脱サラ起業者は、ビジネスや人間関係を築くために高いコミュニケーション能力を備えている人が多いです。

他者と円滑にコミュニケーションを重ね、信頼関係を築くことができるスキルが重要です。

自己管理できる人

成功する脱サラ起業者は、自らの時間や体調などを管理できる人物です。

自分で仕事をする場合、タスクや優先順位を理解し、効率的に作業を進めることが求められます。また、体が大事な資本ということを理解して、体調に気を付けることができると、長期的な成功がしやすいです。

目標や軸がある人

脱サラ起業で成功するためには、明確な目標や軸が重要です。

自分のビジョンや理念を持ち、それに基づいて行動することが、成功への近道です。目標を具体的に決めることで、それまでにやるべきことが明確になります。

また、自分の軸がはっきりしている人は、事業での決断力が高くなり、自信を持って行動できます。

脱サラ起業のメリット

脱サラ起業には、様々なメリットがあります。ここでは、それらのメリットを初心者にもわかりやすいように説明していきます。

仕事内容・時間・場所を自分で決められる

脱サラ起業の最大のメリットは、仕事の内容やスケジュール、作業場所を自分で決定できることです。

自分の興味やスキルに基づいて、自由な働き方が可能となります。もちろん仕事によっては、営業時間や場所が限定されるものもありますが、会社員で働くよりは自由度は増えるでしょう。

人間関係の悩みが減る

会社勤めでは避けられない人間関係の悩みが脱サラ起業では減少します。

会社では、上司や部下がいて、自分と会わない人も当然いるでしょう。しかし、脱サラして自分で事業を行うと、自分自身で付き合う人間も決めることができるため、不必要なストレスや軋轢が少なくなります。

自分次第で収入を上げられる

脱サラ起業では、自分の努力次第で収入を上げることが可能です。

成功すれば、その成果が直接収入に繋がります。会社員は固定の給料で働く人が多いので、大きなメリットと言えます。

また、会社員と違って収入の上限がないので、モチベーションも上がりやすいでしょう。

脱サラ起業のデメリット

脱サラ起業には多くのメリットがありますが、同時に注意すべきデメリットも存在します。ここでは、その主なデメリットについて解説します。

収入が不安定になる

脱サラ起業では、会社員と違い固定収入がないので、収入が不安定になることがあります。

特に脱サラ初期は、安定収入を得るまでに時間がかかることも考えられます。さらに、会社員のように保証もないので、体調が悪く働けないと、収入がなくなるので注意が必要です。

全て自分の責任になる

脱サラ起業では、成功も失敗も全て自分の責任です。事業の運営や決定事項は自らが負うため、そのプレッシャーは大きいです。

プレッシャーから体調を崩す人もいるので、体調管理もしっかり行いましょう。

社会的信用がなくなる

脱サラ起業はいい挑戦ですが、社会的信用を得るまでには時間がかかることがあります。信頼を積み重ねるまで、周囲の期待に応える必要があります。

また、ローンやクレジットカードの審査も厳しくなるので、会社員の間に審査を通しておくことがおすすめです。

脱サラ起業で失敗しないための5つのコツ

脱サラ起業で成功するためには、避けるべき失敗があります。ここでは、脱サラ起業で失敗しないための5つのコツをお話しします。

市場調査や事業計画をしっかり行う

脱サラ起業を成功させるためには、事前の市場調査と事業計画が欠かせません。

市場における需要や競合状況を把握し、明確な事業計画を立てることで、成功への道筋が見えやすくなります。この時にコンセプトやターゲット層を決めておくことが大切です。

小さく始めてリスクを抑える

脱サラ起業では、初期投資額が大きいと失敗のリスクが上がります。

そのため、小規模からスタートし、リスクを最小限に抑えながら着実にビジネスを拡大していくことが重要です。

例えば、店舗を構える事業ではなく、オンラインでできる仕事を選び、固定費を削減しましょう。

利益が出やすく自分に合ったビジネスを行う

自分に合ったビジネスを選ぶことで、仕事に対するモチベーションが向上し、継続して事業を続けることができます。

また、利益が出やすい分野を見極め、効率的に収益を上げることが大切です。

事業は好きだけでは続けることができず、しっかり収益を上げることで成り立ちます。

家族からの理解を得る

脱サラ起業は家族の協力と理解が不可欠です。事業のリスクや忙しさを家族に伝え、サポートを受けることで、心強いパートナーシップが築けます。

特に、子供がいる場合や共働きの場合は、忙しいはずなので、協力することで乗り越えていきましょう。

ビジネスに合った効果的な集客を行う

効果的な集客は脱サラ起業の成功に欠かせません。

ターゲットとなる顧客層を把握し、適切なマーケティング手法を駆使してビジネスを広めることがポイントです。

現代では、どのような事業でもSNS集客は有効なので、積極的に取り入れましょう。

まとめ

本記事では、脱サラの失敗について詳しく解説しました。

脱サラ起業して5年後に続いている企業は15%、10年後に残っている企業は6.3%、20年後に残っている企業は0.3%という統計があります。

一方で、仕事における「仕事の自由さや裁量の高さ」「仕事のやりがい」「プライベートとの両立」の満足度においては、フリーランスの皆さんの60%が満足していると答えています。

脱サラの失敗でよくあるケース10選
・脱サラ後すぐ法人化する
・小さく始めずに初期投資が大きい
・資金管理が計画的にできない
・保険や税金に関心がない
・営業やマーケティングができない
・需要がない・市場が小さいビジネスをしている
・自己管理やスケジュール管理ができない
・人に相談できずアドバイスも素直に聞かない
・自分に合わないビジネスをしている
・経営マインドがない状態でビジネスしている

脱サラ起業で失敗しないためのコツ
・市場調査や事業計画をしっかり行う
・小さく始めてリスクを抑える
・利益が出やすく自分に合ったビジネスを行う
・家族からの理解を得る
・ビジネスに合った効果的な集客を行う

詳細は本文で解説しているので、脱サラしたい方は参考にしてください。

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この記事の執筆者

フランチャイズ支援歴10年

松田 和也

大阪大学人間科学部卒業後、大手フランチャイズ本部の加盟開発担当として新卒入社。その後SVとして10年間従事し、フランチャイズオーナーの経営指導に携わる。過去100名以上のフランチャイズオーナーを支援し、撤退率3%以下の実績を持つ。2022年1月にいくらやフランチャイズ立ち上げメンバーとして参画。

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