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フランチャイズ

おすすめのジムフランチャイズ一覧|本部の選び方や失敗しないコツ

おすすめのジムフランチャイズ一覧|本部の選び方や失敗しないコツ

コロナ渦で健康意識が高まり、ジムの利用者は増えています。それに乗じて、ジムの店舗数も増えて、競争も激しくなっています。では、フランチャイズでジムを開業したい場合、どのフランチャイズ本部を選べばいいのでしょうか。

この記事では、おすすめのジムフランチャイズや本部の選び方、失敗しないコツについて解説します。

この記事の目次

ジムのフランチャイズの5つの種類

ジムのフランチャイズの種類は主に5種類に分けられます。

ジムをフランチャイズで始めるためには、まずどのような種類があるかを知っておくことが大切です。そこで、これから表形式でそれぞれの種類と特徴を記載していきます。

ジムの種類 特徴
一般的なジム ・複数人のスタッフで営業
・充実した器具や設備が揃っている
・一定上のスペースが必要
パーソナルジム ・マンツーマンで指導を行う
・個人それぞれに合ったトレーニングを行う
・小スペースで行える
集団指導型のジム ・複数の会員に対して1人ないし数人で指導を行う
・一定上のスペースが必要
ターゲット限定型ジム ・女性や高齢者など特定のターゲットに特化したジム
・特定のプログラムやメニューを行う
24時間ジム ・24時間一日中利用できる
・無人で運営できる

それぞれの特徴を知って自分に合うジムを見つけましょう。

ジムのフランチャイズが儲かる3つの理由と平均年収

人気の理由

ジムのフランチャイズは儲かりやすい業種と言われています。そこで、ここでは主な儲かる理由を3つと平均年収を解説します。

利益率が高い

ジムのフランチャイズが儲かる第一の理由は、その利益率の高さにあります。

ジムは初期費用で器具や設備を揃える必要がありますが、在庫を仕入れて販売する必要がなく、顧客単価が高めです。

また、運営方法によっては人件費を抑えて営業できるので、利益率が上がります。

月額制で安定的な収入が入る

ジムのフランチャイズが持続的に儲かる理由の一つは、月額制の収入モデルにあります。

会員は毎月会員費を支払い、その代わりに様々な施設やプログラムを利用できるため、ジム経営は安定的な収入を確保できます。

新規顧客獲得だけでなく、顧客に継続して通ってもらう工夫も大切です。

需要や市場規模が高まっている

ジムのフランチャイズが儲かる要因として、健康意識の高まりや美容への関心の向上など、需要や市場規模が拡大していることが挙げられます。

近年では、健康維持への投資が重要視され、それに伴ってジムの需要が増えています。

特に、コロナ渦で運動不足を解消するためにジムに通い始めた方も多く、ジムに通う人口はこれからも増えるでしょう。

平均年収

ジムのフランチャイズオーナーの平均年収は、500万円ほどと言われています。

これは、ジムの規模や運営方針などによっても変わります。

最近では24時間無人営業のジムもあり、人件費も削れるので、月の利益が100万円以上のジムも少なくありません。

ジムのフランチャイズの開業・運営費用

収入

ジムの経営を始めるとなると資金がどれくらい必要か気になるでしょう。ここでは、開業資金や運営資金がどれほど必要なのかを解説していきます。

開業資金

開業資金は規模や立地によっても異なりますが、500~3,000万円ほどが目安です。

フランチャイズ本部によって250万円ほどで加盟できるところもあるので、自分に合った本部を選びましょう。

主な内訳は、以下の通りです。

  • 加盟金(100~400万円が多い)
  • 研修費
  • 物件取得費や内外装費
  • 設備費

パーソナルジムを運営する場合は、資格取得などで研修費が多くかかることが多いです。

内外装費はこだわればこだわるほどかかりますが、居ぬき物件を利用すると安く抑えることができます。

設備費は器具の種類や量によって金額が異なり、設備を充実させるほど満足度は上がりますが、金額も高くなります。

運営資金

フランチャイズジムの運営資金は、3か月で300万円ほどが目安です。

主な内訳は以下の通りです。

  • 人件費
  • 家賃・光熱費
  • 広告費
  • ロイヤリティ

人件費はトレーナーの能力や資格によって変わってきます。特に、パーソナルトレーナーや特別なスキルや知名度がある方は高くなる傾向があります。

家賃は規模によりますが、都市部や駅近に行くほど高くなりやすいです。光熱費は当然ですが、営業時間が長いほど上がり、シャワールームがあるかないかによっても変わります。

フランチャイズ本部が宣伝をメインでしてくれる場合は、高い金額は必要ないでしょう。ただし、集客のために「初回無料」や「1か月間半額」などのキャンペーンを店舗独自で行う場合は、必要となります。

ロイヤリティは各フランチャイズ本部によって異なるので、しっかり契約内容を確認しましょう。

ジムのフランチャイズのメリット

ジムのフランチャイズは、未経験者でも始めやすく、様々なメリットが魅力的です。

ここでは、ジムのフランチャイズが持つ主なメリットに焦点を当て、初心者にも理解しやすいように解説していきます。

未経験でも始めることができる

ジムのフランチャイズは、経営者が未経験であっても始めやすいビジネスモデルとなっています。

それは、フランチャイズ本部からのノウハウやサポート、トレーニングを受けることで、適切なトレーニング方法や栄養学、経営手法を学ぶことが可能だからです。

ブランド力があれば集客がしやすい

ジムのフランチャイズは、有名なフランチャイズ本部のブランド力を借りることができるので、集客しやすく、新規会員の獲得がしやすくなります。

有名なブランドは信頼感を生み出し、競合他社に対して差別化を図りやすいです。

資金調達を行う上でも、名の知れていないジム名よりも有名な名前のほうが審査に通りやすいこともあります。

安定的な収入を得られる

ジムのフランチャイズは、会員制の月額収入が安定して得られるビジネスモデルを持っています。

月々の会費によって安定的なキャッシュフローを確保でき、収支が予測しやすくなります。

そして、他のジムにない付加価値をつけて単価を上げることができれば、高収入も狙うことができるでしょう。

経理や管理業務の負担が減る

フランチャイズ本部が提供するサポートやシステムにより、経理や管理業務の負担が軽減されます。

標準化された経営システムや管理システムによって、経営者は業務の効率化が図れ、時間や労力を節約することができます。

ジムでは、様々な手続きが必要で、個人情報を管理しないといけないので、確立されたシステムで管理できるのは大きなメリットです。

機器やシステムが充実している

ジムのフランチャイズは、本部が提供する最新のトレーニング機器などを利用できます。

これにより、会員に高品質なサービスを提供することが可能です。

個人で開業すると、どのトレーニング機器がいいのか、どれくらい置いたらいいのかもわからないですが、フランチャイズ本部ではこれまでの経験があるので、必要な器具だけを選別してくれます。

ジムのフランチャイズのデメリット

ジムのフランチャイズは、多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。

ここでは、ジムのフランチャイズを選ぶ際に注意すべきデメリットに焦点を当て、初心者でも理解しやすいように解説していきます。

加盟金やロイヤリティの支払いがある

ジムのフランチャイズを展開するためには、加盟金が発生します。

これはフランチャイズ本部に支払う初期費用であり、事業開始時に一定の金額を支払わなければなりません。

また、毎月定額のロイヤリティの支払いが必要です。

これは、ブランドの使用やサポートサービスの提供に対する報酬として発生します。売上の〇%や毎月定額〇万円など本部によって金額が異なるので、しっかり検討しましょう。

ブランドイメージに影響される

ジムのフランチャイズは、本部のブランドイメージに大きく左右されます。

本部や他の加盟店が不祥事や悪評を抱えている場合、それが各フランチャイズにも影響を及ぼす可能性があります。

競合他社と同様に、本部や加盟店の評判がフランチャイズ経営者にも反映されるため、注意が必要です。

経営の自由度が減る

ジムのフランチャイズでは、本部が提供する運営方針やルールに従わなければなりません。

これにより、独自のアイデアや戦略を自由に実行できないこともあり、経営の自由度が減少します。

自分の理想を追い求める経営者にとっては検討すべき点です。

希望エリアに出店できない可能性がある

希望するエリアでジムのフランチャイズを展開することができるかどうかは、本部のポリシーや既存のフランチャイズ店舗との競合状況により左右されます。

希望エリアに既にフランチャイズが存在している場合や、本部の方針により出店が許可されない可能性があります。

女性専用ジムのフランチャイズが魅力的な5つの理由

女性専用ジムのフランチャイズは、多くの方にとって魅力的なビジネスモデルとなっています。

ここでは、女性専用ジムのフランチャイズが持つ5つの魅力的な理由に焦点を当て、初心者でも理解しやすいように解説していきます。

競合他社が少ない

女性専用ジムのフランチャイズは、一般のフィットネスジムと比較して、競合他社が少ないというメリットがあります。

男女混合のジムと異なり、特定のニーズに特化したジムは、その分野での競合が少ないため、集客や市場シェアの確保がしやすくなります。

女性に特化したノウハウ・技術の習得で済む

女性専用ジムのフランチャイズを展開する際、女性の体型やニーズに特化したノウハウや技術を身につけるだけで大丈夫です。

つまり、習得範囲を絞ることにより、より深い知識やスキルを身につけることで顧客満足度が向上します。

男女で分ける設備費を削減できる

女性専用ジムでは、男女で分ける必要のある設備が不要です。

これにより、男性用・女性用の更衣室やシャワールームなどを独立して用意する必要がなくなり、設備費を効果的に削減できます。

女性が通いやすく人気

女性専用ジムにすることにより、女性が安心して通いやすい環境になります。

女性が安心して利用できる雰囲気やサービスが提供されることで、口コミやリピーターが増加し、ジムが人気を集めやすくなります。

コンセプトが伝わりやすく利益が上がりやすい

女性専用ジムは、特有のコンセプトを持っており、これが利益が上がりやすい要因にもなります。

例えば、痩せることだけに特化したジムであれば、その悩みを持つ顧客が通いやすくなります。

逆に、男女兼用ジムでトレーニング器具が置いてるだけのジムの場合、自分で考えてトレーニングを行うことになるため、効果が出るまで時間がかかるでしょう。

ジムのフランチャイズで失敗しないための4つのコツ

ジムのフランチャイズ事業は店舗数も多く、適切な戦略がないと失敗することもあります。

ここでは、ジムのフランチャイズで失敗しないための4つのコツに焦点を当て、初心者でも理解しやすいように解説します。

成功しているジムの特徴を分析する

ジムのフランチャイズを成功させるためには、成功している他のジムの特徴を分析することが不可欠です。

分析を行うことで、成功事例や良い点を自身のジムにも導入できます。

成功しやすいジムは、通いやすく効果を感じられるジムです。例えば、24時間ジムは好きな時間に利用できるので、通いやすいジムと言えます。

他にも、パーソナルジムだと個人個人に合ったサービスを提供してくれるので、集荷さえできれば効果が出やすく成功しやすいです。

地域性やターゲットに合った運営をする

ジムのフランチャイズでは、地域の特性やターゲット層のニーズを把握し、それに合った運営を行うことが重要です。地域性を無視した経営や、ターゲットに合わないサービスの提供は、失敗の原因となります。

例えば、高齢者が多い地域ではみんなで楽しく運動できるプログラムを提供する、サラリ-マンやOLが多い地域だと24時間営業など遅い時間でも利用できるようにするなど、開業地域によって工夫が必要です。

独自性を出し競合との差別化を図る

ジムのフランチャイズは、他のジムとの差別化が成功の鍵です。

独自の特徴やコンセプトを打ち出し、顧客に対して他のジムよりも魅力的な部分を提供することが重要です。

例えば、choco ZAPはジムだけでなく、ネイルや脱毛、エステ、ホワイトニングなどを24時間営業のジムの中でできるサービスを展開しています。

さらに、値段は変わらず利用でき、利用者は次から次に新しいサービスが追加されて、満足度は高くなるでしょう。

サービスや設備の質を上げる

ジムのフランチャイズで成功するためには、高品質なサービスと設備の提供が欠かせません。

顧客は安心してトレーニングができる環境や、効果的な結果を求めるため、その期待に応えることが必要です。

ジムはよく入会キャンペーンを行っていますが、サービスや設備に満足いかない場合、値段が上がるタイミングで解約されやすいです。

つまり、ターゲットとなるユーザーに満足してもらえる設備やプログラム、環境を提供しましょう。

ジムのフランチャイズ本部の選び方

ジムのフランチャイズを始める際、本部選びは成功に向けての大きな鍵となります。

ここでは、ジムのフランチャイズ本部を選ぶ際の3つのポイントに焦点を当て、初心者でも理解しやすいように解説していきます。

希望の経営方針のジムを選ぶ

ジムのフランチャイズを始めるにあたっては、まず自身の希望する経営方針に合致するジムを選ぶことが重要です。

自分が店舗でトレーナーとして働く場合、営業時間やシステムは変えることはできず、本部の方針に従わないといけません。

そのため、最初から自分の働きたい種類のジムを決めておきましょう。

サポートの充実度やブランド力で選ぶ

ジムのフランチャイズ本部を選ぶ上で、サポートの充実度とブランド力は非常に重要な要素です。

成功するためには、本部が提供するサポート、集客力などの充実度が大きな影響を与えます。有名なブランドであれば、既に信頼感があり、集客がしやすくなります。

フランチャイズで働く場合、サポートやノウハウ提供は基本的にあるので、加盟料やロイヤリティに見合うサポートがあるかを見極めることが重要です。

収益がしっかり出るジムを選ぶ

ジムのフランチャイズ事業を行うのであれば、経済的に成功するほうがいいでしょう。

本部ごとに収益性は異なるので、利益の見込みや事業モデルの詳細をよく確認し、長期的に収益を上げることができるかどうかを検討することが必要です。

最初に加盟金を数百万円支払うので、なるべく早く回収できる収益をあげれるものを選びましょう。

そして、ロイヤリティも毎月支払いが発生するので、できるだけ売上を上げれて、手元に残る本部を選ぶことが重要です。

おすすめのジムのフランチャイズ一覧

ジムをフランチャイズで開業するのにおすすめの本部を以下でまとめました。

本部名 特徴 初期費用の目安
LifeFit(ライフフィット) ・24時間営業
・広告は本部が行う
・開業・経営の負担軽減パッケージあり
1,000万円~
9ROUND(ナインラウンド) ・サーキットタイプのジム
・「フランチャイズ500」に選ばれた実績あり
・研修や育成サポートが手厚い
約1,650万円
ダイエットパートナー ・低価格のパーソナルジム
・加盟金割引や融資サポートあり
・集客力がある
約400万円
プライベートジムHPER ・ダイエット専門パーソナルジム
・低価格
・多店舗展開可能
400~450万円前後
パーソナルジムAid ・関西で人気
・サポートが開業前から手厚い
・高収入を目指せる
約520万円
アルペンクイックフィットネス ・女性専用30分コースのジム
・アルペングループ
・3ヶ月ほどで開業可能
約1,800万円
ファディー ・女性専用AIパーソナルジム
・高売上を目指せる
・サポートが手厚い
約2,600万円~
エニタイム ・24時間営業
・全世界全店舗利用可能(プランによる)
・サポートが手厚い
数千万円
OUT LINE(アウトライン) ・女性ダイエットパーソナルジム
・集客力がある
・初期費用を早く回収できる
約500万円
FIT PLACE24(フィットプレイス24) ・法人限定
・サポートが手厚い
・高収益が狙える
約6,000万円~
FIT-EASY ・24時間営業
・顔認証システム導入
・サポートが手厚い
約4,000万円~
オレンジセオリー ・サポートが手厚い
・アメリカでは売上が高い
・管理業務がIT化されている
約4,700万円~
Gold’s Gym(ゴールドジム) ・世界中で300万人以上の会員数で人気
・教育制度が高い
不明
POWERHOUSE GYM(パワーハウスジム) ・世界で120万人以上の会員数
・海外の有名人も会員として在籍
不明

まとめ

本記事では、ジムフランチャイズについて詳しく解説しました。

フランチャイズのジムの種類は、主に一般的なジム、パーソナルジム、集団指導型のジム、ターゲット限定型ジム、24時間ジムの5つに分かれています。

フランチャイズ本部を選ぶ時は、自分の経営方針に合っているか、サポートが手厚いか、収益性が高いかで選ぶと失敗しにくいです。

ジムのフランチャイズで失敗しないためのコツ
・成功しているジムの特徴を分析する
・地域性やターゲットに合った運営をする
・独自性を出し競合との差別化を図る
・サービスや設備の質を上げる

ジムのフランチャイズ本部の選び方
・希望の経営方針のジムを選ぶ
・サポートの充実度やブランド力で選ぶ
・収益がしっかり出るジムを選ぶ

詳細は本文で解説しているので、ジムフランチャイズについて知りたい方は参考にしてください。

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この記事の執筆者

フランチャイズ支援歴10年

松田 和也

大阪大学人間科学部卒業後、大手フランチャイズ本部の加盟開発担当として新卒入社。その後SVとして10年間従事し、フランチャイズオーナーの経営指導に携わる。過去100名以上のフランチャイズオーナーを支援し、撤退率3%以下の実績を持つ。2022年1月にいくらやフランチャイズ立ち上げメンバーとして参画。

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