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フランチャイズ

フランチャイズアパレル店の開業に必要な資金・失敗しないコツを解説

フランチャイズアパレル店の開業に必要な資金・失敗しないコツを解説

現在、多くのファッションが世に溢れており、それに比例してアパレル店も多く存在しています。そのため、自分で開業するよりも既に成功しているアパレルブランドでフランチャイズとして開業する人も多いです。

そこで、この記事では、フランチャイズのアパレル店の開業資金、失敗しないためのコツについて解説します。

この記事の目次

アパレル業界の歴史的経緯

【1950年代】

1950年前半はオーダーメイドシステムが主流でした。

【1960年代】

1960年代に入ると大量生産型での製品が増え、百貨店などの販売方法に変革が起きました。

【1970年代】

婦人服専門店が普及し始めます。また、専門店が全国に増え始め、ファッション雑誌も増えていきます。

そして、海外デザイナーと協力して製品を製作して、日本でも販売され始めます。このような動きが活発化することで、服飾メーカーが誕生していきました。

【1980年代】

DCブームが訪れます。DCとは高級ファッションブランドのことで、高価で高品質な製品に価値が生まれていきます。

1着数万円の服を買うことは当たり前でした。

【1990年代】

バブルが崩壊後、不景気に突入することで売上が減少していきました。

そこで、生き残っていくために製造から販売まで自社で行う会社が増えていきました。自社で行うと仲介業者を挟まない分、利益が残るからです。

その後、人件費を削減するために中国に工場を移す企業も増えていきます。

アパレル店をフランチャイズで開業するメリット

メリット

アパレル店をフランチャイズで開業することには、さまざまなメリットがあります。以下では、その詳細について解説します。

知名度が高く集客効果が高い

フランチャイズ展開されているアパレルブランドは、一般的に広告宣伝やマーケティング活動が積極的に行われています。

そのため、ブランドの知名度が高く、開業当初から多くの顧客が訪れることが期待できます。

また、ブランドイメージや信頼性によって顧客の購買意欲が高まり、集客効果が高いのが特徴です。

仕入れ業者を確保できる

仕入れ面では、本部が提携している仕入れ業者を利用することができるので、品質や納期の安定した商品を手に入れることができます。

そのため、一から自分で仕入れ先を探す手間が省けることで、他の業務に専念できます。

研修を受けてから開業できる

フランチャイズ加盟者は、事前に本部が提供する研修を受けることができます。

この研修では、アパレル業界の基礎知識や商品知識、接客マナーや販売技術など、開業に必要なスキルや知識を習得することができます。

特に、アパレル業界未経験の初心者でも安心して店舗を運営することができる点が魅力です。

営業経費を本部が一部負担してくれる

多くのフランチャイズ本部では、営業経費の一部を負担してくれる場合があります。

例えば、広告宣伝費や家賃の一部を本部が補助してくれるなどです。これらにより、残り利益を多くすることができます。

褒賞金制度や起業支援制度がある

一部のフランチャイズ本部では、褒賞金制度や起業支援制度などの特典を提供しています。

これにより、成果を上げた加盟者には特典が与えられるため、モチベーションを高く保つことができます。

また、起業支援制度を利用することで、開業時にネックとなる開業費用を抑えることが可能です。

アパレル店をフランチャイズで開業するデメリット

デメリット

アパレル店をフランチャイズで開業することには、多くのメリットがありますが、同時に注意すべきデメリットも存在します。

ここでは、その主なデメリットについて解説します。

在庫処理が難しい

アパレル店をフランチャイズで開業する場合、在庫管理が難しいということがデメリットの1つです。

季節やトレンドによって需要が変動するため、在庫の適切な調整が求められます。

しかし、商品のセールは本部が定めた期間や金額で行うため、自店舗で売れなかった商品がセール期間後もそのまま売れ残ることもあります。

ロイヤリティの支払いが必要

フランチャイズ加盟者は、本部に対してロイヤリティを支払う義務があります。

これは、本部から提供されるブランド名やサポートを利用する代わりに支払う料金です。

ロイヤリティは売上の一定割合や固定金額として設定されるので、経営の利益に直接影響を与えるため、経営者にとって負担となります。

取り扱いたい商品を扱えないことがある

フランチャイズ本部が指定した商品やブランドを取り扱う必要があります。自分の好みや地域の需要に合った商品を取り扱いたい場合、制約を受けることになります。

そのため、自分のアイデアを実行していきたいタイプの方には向いてない可能性もあります。

フランチャイズアパレル店は儲かる?平均年収は?

フランチャイズのアパレルオーナーの平均年収は、450万円前後と言われています。

立地や商品仕入れを上手に行うと、平均以上稼ぐこともできます。また、フランチャイズは多店舗展開しやすいので、複数店舗を経営していくと、1,000万円以上稼いでいる人も多いです。

ここで、高収入を狙うためのポイントをいくつか紹介します。

  • トレンドや需要の高い商品を取り扱っている本部に加入する
  • 顧客対応の教育に力を入れる
  • 仕入れや入荷に関して常に頭で把握しておく
  • 本部とのコミュニケーションを円滑に行う
  • 不正や情報漏洩などが起こらない職場環境にしておく

などです。

フランチャイズアパレル店の開業に必要な資金

フランチャイズのアパレル店を開業するためには、開業資金と運営資金が必要です。ここでは、それぞれの資金についてみていきます。

フランチャイズのアパレル店の開業資金

開業資金はフランチャイズ加盟金や規模・立地などによって異なりますが、数百~数千万円規模となっています。

以下では、例としてアパレル店の開業資金でかかる項目や金額を説明していきます。

項目 金額
加盟金 0~500万円
保証金 0~100万円
店舗関連費 200~3,000万円
研修費 0~50万円

加盟金はブランドや商標権利用、サポート提供に対して支払う初期費用です。本部によって金額が異なり、支払うと返金されないので注意しましょう。

加盟金が安いところは他の費用が高い場合があり、逆に加盟金が高くても保証金や研修費が含まれている場合もあるので、総合的判断が必要です。

保証金も初期費用の1つで、毎月支払うロイヤリティが支払えなかった時のための費用です。そのため、契約解除時に返ってきます。

店舗関連費は、物件取得費や内装工事費、店舗設計、什器、備品類などです。これらの費用の全てをオーナー負担ということは少なく、一部は本部が負担してくれることが多いです。

研修費は開業前に行う研修にかかる費用です。研修費は比較的安く抑えられ、加盟金や開業費などの項目に含まれていることもあります。

フランチャイズのアパレル店の運営資金

運営資金もロイヤリティや規模・立地などによって異なりますが、数百万円規模となっています。

以下では、例として売上が500万円のアパレル店の運営資金でかかる項目や金額を説明していきます。

項目 金額
人件費 100万円
賃料 50万円
仕入れ費 100~200万円
消耗品費・広告費 50万円
ロイヤリティ費(0~10%) 50万円

人件費の売上からの割合を見ると、20%ほどです。人件費はショップやスタッフの経験値によっても異なります。初期段階は育成などにも費用が掛かりやすいので、多めに人件費を確保しておきましょう。

賃料の売上からの割合を見ると、10%前後です。立地や規模によっても異なります。また、本部が一部負担してくれるケースもあります。

仕入れ費の売上からの割合を見ると、20~40%ほどです。季節や時期にもよりますが、仕入れ費が大きくなると利益が減少しやすいので注意しましょう。

消耗品費・広告費の売上からの割合を見ると、10%ほどです。

ロイヤリティ費は、多くても10%ほどの本部が多いです。

フランチャイズアパレル店を開業する準備

準備

フランチャイズアパレル店を開業するためには、慎重な準備が必要です。ここでは、開業に向けての準備手順について詳しく解説します。

資料請求や説明会への参加

ネットなどで調べて、興味のあるフランチャイズ企業に対して資料請求を行いましょう。そして、資料を受け取った後は、興味のある説明会やセミナーへ参加します。

ここで、フランチャイズの詳細や加盟条件、開業に必要な情報を詳しく知ることができます。

フランチャイズ担当者との面談

資料や説明会を通じて興味を持ったフランチャイズ企業があれば、担当者と面談を行いましょう。

面談では、自分の希望や質問について相談することができます。また、フランチャイズ企業側も加盟者との相性や適性を確認するため、面談を通じて双方の意向を確認します。

契約審査申し込み

フランチャイズ企業との契約を希望する場合は、契約審査の申し込みを行います。

この審査では、加盟者の経歴や資金力、開業計画、人格などが評価されます。審査に通過することで、正式な契約手続きが進められます。

加盟金の支払い

契約が成立した後は、加盟金の支払いが求められます。加盟金は、フランチャイズ企業に加盟するための初期費用の一部です。

加盟金の支払いが完了すると、正式に加盟者として認定されます。

店舗選び

次に、開業する店舗の選定を行います。店舗の立地や面積、周辺の競合店舗などを考慮して、適切な場所を選びましょう。

店舗の選定は、集客力や売上に直結する重要な要素です。

内装工事や設備・備品の導入

店舗が決まれば、内装工事や設備・備品の導入を行います。

アパレル店の場合、店内のデザインや陳列方法、試着室の設置などが重要なポイントとなります。

美しい店内環境を整えることで、顧客の満足度を高めることができます。

採用や研修

最後に、スタッフの採用や研修を行います。

店舗のスタッフは営業において重要な存在なので、適切なスキルや接客マナーを身につけてもらいましょう。そして、開業後も店舗での教育を怠らないことが大事です。

フランチャイズアパレル店の開業で失敗しないためのコツ

成功の秘訣

アパレル店のフランチャイズ開業では成功する前提で取り組方も多いですが、失敗するリスクもあります。ここでは、成功のためのコツを詳しく見ていきましょう。

クレーム対応をしっかり行う

顧客からのクレームや不満は避けられません。しかし、それに適切に対処することが重要です。

クレームを受け入れ、真摯に解決策を模索することで、顧客の信頼を築くことができます。そして、その過程で改善点を見つけ、サービスの向上につなげることもできます。

また、本部に依頼してあらかじめクレーム対策を行っておくと良いでしょう。

体力仕事なので体調管理を怠らない

アパレル店の運営は、立ち仕事や商品の陳列、在庫の管理など、体力を要する作業が多いです。

長時間の立ち仕事や重い商品の移動は、体に負担をかけることがあります。

そのため、十分な休息やバランスの取れた食事、定期的な運動など、体調管理には細心の注意を払いましょう。

顧客目線で接客対応を行う

顧客は店舗スタッフとのコミュニケーションを通じて、その店舗の印象を形成し、商品を購入します。そのため、顧客目線で接客を行うことが不可欠です。

丁寧な挨拶や笑顔、的確なアドバイスなど、心地よい接客体験を提供することで、顧客の満足度が高まり、リピーターを増やすことができます。

周辺店舗のことも知っておく

競合店舗や周辺の商業施設の情報を把握することも重要です。

競合店舗の営業戦略や商品ラインナップ、顧客層などを理解し、自店舗の戦略に反映させることができます。

また、流行の情報や地域の傾向も把握し、自店舗の商品やサービスに取り入れることができます。

もし、店舗がビルなどに入っている場合、そのビルの店舗に来る客層に合った陳列を行うと良いでしょう。

顧客のニーズに合った商品を提供する

顧客のニーズを的確に把握し、それに合った商品を提供することが重要です。

トレンドや季節に応じた商品ラインナップを充実させることで、顧客の興味を引きつけ、売上を伸ばすことができます。

ニーズのない商品を取り揃えてしまうと、売れ残りが増えることで仕入れ費用がかさんで利益が少なくなってしまいます。

ITを駆使して情報管理を行う

ITを活用することで、在庫管理や顧客情報の管理を効率化することができます。

IT管理を行うことで、売れ行きなどのデータを具体的に数値化でき、今後の販売戦略が取れやすくなります。

失敗しないフランチャイズ本部の選び方

フランチャイズを開業する際には、適切な本部を選ぶことが成功の鍵となります。ここでは、失敗しないためのフランチャイズ本部の選び方について詳しく解説します。

知名度やブランド力のある本部を選ぶ

まず重要なのは、知名度やブランド力のある本部を選ぶことです。

知名度やブランド力が高い本部であれば、既存の顧客層を持ち、集客効果が期待できます。

開業初期段階から売り上げを上げていくことで、今後の資金繰りも安定してくるでしょう。

契約内容やサポート制度に納得のいく本部を選ぶ

次に、契約内容やサポート制度に納得のいく本部を選ぶことが重要です。

契約内容やロイヤリティの支払い、広告費の負担など、条件をしっかり確認しましょう。

また、本部が提供するサポート制度も重要です。特に未経験から開業する場合は、手厚いサポートのある本部を選ぶことをおすすめします。

初期費用や運営費用を抑えることができる本部を選ぶ

開業には初期費用や運営費用がかかります。そのため、初期費用や運営費用を抑えることができる本部を選ぶことも重要です。

費用を抑えることでサポートの質が悪くなることや収益が落ちると良くありませんが、経営計画を立てる際には、費用面の観点も考慮しましょう。

他社と差別化できており収益化が見込める本部を選ぶ

アパレル業界は競合が多いので、他社と差別化できる本部を選ぶことが重要です。

独自の商品やサービス、販売戦略などを持ち、収益を見込める本部であれば、競争に打ち勝つことができます。

市場調査や競合分析を行い、収益化が見込める本部を選ぶようにしましょう。

自分の価値観や理念と合った本部を選ぶ

最後に、自分の価値観や理念と合った本部を選ぶことも大切です。

本部の経営方針や企業文化が自分に合っている本部であれば、開業後もモチベーションを保ちながら経営を行うことができます。

まとめ

本記事では、アパレルのフランチャイズについて詳しく解説しました。

アパレル店をフランチャイズとして開業すると、仕入れ先を確保できることや知名度を利用した集客効果が見込めるといったようなメリットがあります。

そのメリットを活かすには、本部選びも重要になってきます。

フランチャイズアパレル店の開業で失敗しないためのコツ
・クレーム対応をしっかり行う
・体力仕事なので体調管理を怠らない
・顧客目線で接客対応を行う
・周辺店舗のことも知っておく
・従業員の指導管理のサポートを本部にもしてもらう
・顧客のニーズに合った商品を提供する
・ITを駆使して情報管理を行う

失敗しないフランチャイズ本部の選び方
・知名度やブランド力のある本部を選ぶ
・契約内容やサポート制度に納得のいく本部を選ぶ
・初期費用や運営費用を抑えることができる本部を選ぶ
・他社と差別化できており収益化が見込める本部を選ぶ
・自分の価値観や理念と合った本部を選ぶ

詳細は本文で解説しているので、アパレルのフランチャイズについて知りたい方は参考にしてください。

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この記事の執筆者

フランチャイズ支援歴

松田 和也

大阪大学人間科学部卒業後、大手フランチャイズ本部の加盟開発担当として新卒入社。その後SVとして10年間従事し、フランチャイズオーナーの経営指導に携わる。過去100名以上のフランチャイズオーナーを支援し、撤退率3%以下の実績を持つ。2022年1月にいくらやフランチャイズ立ち上げメンバーとして参画。

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